＜仕事のグチ多すぎ夫＞学校公開でまさかの事態が！【後編まんが】#夫婦の小さな衝突【エピソード3】

何気ない言動がキッカケで夫婦の間に衝突が起きるのはよくあること。言葉不足が原因で少しずつお互いの気持ちがすれ違い、不安や不満が積もっていくことがあります。でも、亀裂が大きくなる前に気づいて対処できれば、お互いの絆はもっと強くなるかもしれません。

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私（ナミコ、40代）は看護師として働いています。夫（ユウジ、40代）は正社員のフルタイム勤務なのですが、仕事がイヤでしょうがないようです。仕事のある平日は、毎朝小5の息子（リキ）に「仕事に行きたくない」とグチっているのです。私が同僚に相談すると「ごねても仕事に行っているなら、大目に見ては？」と言われました。仕事を大変だと思う気持ちはわかるので理解しようかと思いましたが、息子の前でグチる夫を見ると、私はイライラしてしまいます。

私は夫に「そんなに仕事がイヤなら、転職したらいいんじゃない？」と言いますが、ますますイヤそうな顔をされました。また夫婦ゲンカがはじまってしまいました。

その日の夜のこと、息子から学校公開のお知らせをもらいました。

両親そろって学校に来てほしいと言われました。

息子は「お父さんは『仕事は行きたくなくても行かないといけないところ』だって言っていた！　『仕事はイヤだから、休みの日に寝るのが楽しみ』なんだって！」と調子にのった様子で発表しました。子どもたちは笑い、見にきていた親たちは失笑。

夫は恥ずかしそうに俯いていました。私も心底恥ずかしかったです。

相変わらず夫は出勤前にため息をついていますが、息子の前でグチを言うのは減りました。
私は夫があまりにも仕事に対してネガティブなのは気になりますが、グチが減ったのでひとまずヨシとするしかありません。私は夫との結婚前、会話の相性や食の好みは気にしましたが、仕事への価値観までは考えていませんでした。
でも仕事は毎日するからこそ、仕事へのモチベーションが家庭の雰囲気に影響しやすいのだと実感しています。せめて私だけでも、仕事はただ我慢するものではなく、楽しさや夢を叶える手段でもあると息子に伝えたいと思います。

原案・ママスタ　脚本・rollingdell　作画・高橋ビッキー　編集・横内みか