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<義兄は大事な跡取り>甘やかされた人生から転落。妻も出て行き…孤独【第5話まんが:義兄の気持ち】

俺はヒロム。ついこのあいだまで妻のチカと一緒に実家で同居していた。俺は長男で跡取りだから金をもらうのは当然のことだし、老後の介護は弟のタケヒコに任せればいいと思っていた。しかしある日、タケヒコは「もう父さんたちの面倒は見ない」と言い出しやがった。俺たちが介護? 冗談じゃない。けれどそれを口にしたら父は激怒し母は泣き出し……ケンカして同居解消の流れになった。とはいえ簡単に生活レベルは落とせない。

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「アンタの稼ぎが少ないから!」「なんだと? パートの分際で!」俺たちはイラ立ち、激しい言い争いになった。けれどアパートの壁が薄いから隣の住人は迷惑だったのだろう。「うるさい」とばかりに壁をドンッと叩かれてしまった。

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「お前なんかいなくても、俺は1人でやっていける!」「は? やっていけるわけないでしょ。アンタなんて何もできないのに」「上等だ、出て行け!」そうしてチカが出て行くと、安アパートの狭い部屋は急に静かになった。

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跡取りとして甘やかされて育った俺。両親との同居を解消するとあっという間に金がなくなった。弟のタケヒコには自分で何とかしろと見捨てられた。味方だと思っていたチカでさえ、俺のことを見限って出て行ってしまった。
そして俺は本当にひとりになった。呆然としながらこれまでの自分の生き方を振り返った。両親に甘え、チカに頼り、タケヒコをないがしろにしてきた。その結果が、今の孤独な状況だ。俺はこれからどうしたらいいんだろう。誰を頼ればいいんだろう……。
ひとつだけわかっているのは、誰も助けてくれないということだ。この先の人生は孤独に耐えながら、心を入れ替えて頑張るしかないのだろう。

原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子

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※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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