＜わかる人いる？＞雨の日って憂鬱…じゃなくて実は大好き！意外な理由とは？

みなさんのなかで、雨の日が好きな人はいますか。「気分が落ち込む」「洗濯物が乾かない」といった理由から雨の日が苦手な人もいるかもしれません。低気圧の影響で、身体の不調を感じる人もいれば、そうではない人もいるでしょう。ママスタコミュニティにもあるママからこんな質問が寄せられました。

『たまに雨の日が好きって人がいるけれど、なんで？』

投稿者さんは、どうやら雨が嫌いなようですね。周囲に「雨が好き」と言う人がいるものの、理由を直接聞けずにモヤモヤしていたようで、ママスタコミュニティに質問を寄せてくれました。「雨の日＝憂うつ」というイメージは、多くの人が少なからず持っているかもしれません。とくに子どもの場合は外で元気に遊べないため、雨が苦手という子も多いでしょう。でも大人であるママたちはどうでしょう？　今回は、雨が好きというママたちの声をご紹介します。

雨の音や匂いに癒される

『家に一人でいるときに、雨が降ってるとすごく落ち着く。リラックスするのかな』

『雨好きだよ。雨の音も好きだし雨の降る前の匂いも好き。ただし、何の外出の予定もなく家でゆっくりできるときに限るってのが重要。何の気負いもなく守られた空間で味わう雨が最高です』

『私も嫌いじゃない。外が静かなのと、薄暗い感じが落ち着く』

『雨大好きー！　雨が降る前の匂いが好き。雨が降って草木が潤って、土が湿って、雨が上がった後の匂いも全部好き。分かる人いないかな』

『静かだから好き。外出してる人が少なくて街全体がそこはかとなく静かで風情があるなと思う。雨の音も癒されるよね。若い頃は感じなかったけど、最近雨好きになった』

雨の音や匂いに癒されるため、雨が好きといった声が寄せられました。みなさん、情感たっぷりのコメントから雨の日の情景が目に浮かんできますよね。雨が降ると、音や匂い、湿感など、あらゆる五感を刺激されますよね。雨が降る情景を「美しい」と感じる感覚は、誰の中にもあるのかもしれません。日本には「五月雨」「梅雨」「冬時雨（ふゆしぐれ）」など雨にまつわる季節の言葉が豊富にあるのも、雨に親しみをもつ人が多い証拠と言えそうです。

雨を理由にズボラになれるから好き

『ずっと雨の日が好きではないけど、何もしたくない日は雨を理由にズボラになれる』

『洗濯もしないでひたすらダラダラ。そのかわり、晴れたら家事を頑張る』

『全部諦めた感がして脱力して過せる』

『家に引きこもる罪悪感も、子どもをどこかに連れて行かなくちゃいけない責任感も全部雨が解決してくれる！』

『出かける用事がない日は雨もいいよね。仕事行かなきゃいけない日とかは「あーもー雨かよ！」って思う』

『晴れの日なら洗濯しなきゃとか、掃除とかお出かけしなきゃとか、いろいろやらなきゃって思うけど、雨ならグータラしてても罪悪感なし』

予定がない日に限っては、雨の日に「ズボラになれる」という理由から、雨が好きだと感じるママも少なくないようです。
晴れた日にはどうしても「家事をしなきゃ」「外出しなきゃ」と気を張ってしまいがちですが、雨を理由にリラックスモードに切り替えられるのは大きな魅力です。ただし、「予定がない日に限って」という前提付きで「雨の日は好き」とコメントを寄せるママが多いのも印象的でした。たとえば、学校の行事や保護者会など外出しなければならない予定がある日は、一転して「やっぱり雨はイヤ」と感じることもあるようです。なかには天気予報をチェックした上で、明日が雨の日であれば、買い物も今日中にすませて、リラックスモードに切りあえる準備をしている人もいるかもしれませんね。予定のない日には、家でのんびり過ごしたい気持ちを大切にしながら、天気に合わせて家事のONとOFFを上手に切り替えているママたちの姿がうかがえました。

その他にも雨が好きな理由はいろいろ

『私も好きだよ。とりあえず道路のホコリが水に流されて綺麗になった気がするから』

『雨だと空いてるから出かけやすい！！』

『光アレルギーだから』

『雨の日ってよく眠れるよね』

「街が浄化された気分になる」「人混みが少ない」など、雨の物理的なメリットを挙げる声もあれば、体質的に雨の方が過ごしやすいという理由もありました。また「雨の日は、好きなレイングッズが使えるので嬉しい」といった声も届きました。たしかに嫌だな……と思いながら過ごすより、「お気に入りのレイングッズを楽しめる日」として前向きに捉えた方が、気持ちも晴れやかになるかもしれませんね。たとえば、家で好きな音楽を流しながらコーヒーを飲んだり、家事は一旦お休みにしてリラックスする日と決めたり。五感を研ぎ澄ませて、雨の音や匂いを感じてみるだけでも、きっと新しい発見があるのではないでしょうか。
みなさんは、雨の日、好きですか？

文・安藤永遠　編集・荻野実紀子　イラスト・Ponko