＜ナンパは危険？＞財布も持たず「おごられる」前提の娘。タカるなんてみっともない～！【前編まんが】
私はアスカ。ひとり娘のシオンは大学生です。みなさんは「ナンパ」されたことはありますか？ 私も若いとき街を友人と歩いていて、声をかけられたことはあります。けれどチャラい雰囲気の男性ばかりだし、相手なんて誰でもいい感じ。誠実さのカケラもないので、誘いに乗ったことは一度もありません。しかし最近シオンは、どうやら仲良しのルミちゃんと2人でナンパスポットに行っている様子。ある金曜の夕方、オシャレしたシオンが出かけて行きました。
電車に乗るICカードは持っているだろうし、それで払うつもりなのかも？ でもそういえば今日は、やけに気合いの入ったメイクに可愛いらしい服だったな……。私はピンときました。シオンたち、誰かにおごってもらうつもりなんだ！
ルミちゃんと一緒にナンパスポットに行くと、同じように2人連れで来ている男性たちが声をかけてくるとは聞いていました。意気投合して居酒屋でおごってもらったと言って、まんざらでもない様子だったし……。心配してずっとヤキモキしながら待っていると、シオンはその晩、日付が変わった頃にようやく帰ってきました。
夜遅くにようやく帰ってきたので聞いてみると、なんとシオンはナンパされたことを得意げに話してきたのです。私はなんだか下品だと感じてイライラ。つい怒りに任せて叱ってしまいました。するとシオンはふてくされて部屋に入ってしまったのです。
最初からおごられる前提で、財布も持たずに出かけるなんて私からしてみるとありえません。けれど「みっともない」「タカるようなマネ」と、感情に任せて少し言いすぎてしまったでしょうか？
見ず知らずの人にナンパされに行くなんて……。思わぬ事件に巻き込まれるかもしれないし、危険もあるということをわかってほしいのです。どうしたらシオンに私の気持ちが伝わるのでしょうか……。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子