<35才、結婚できナイ!?>結婚を夢見る息子に夫が一喝「現実をみろ」「反対だ!」【第3話まんが】
前回からの続き。私(ミサコ)は60才。会社員の夫、テツオと2人で暮らしています。ひとり息子のユウトは現在35才。ある日「会ってもらいたい人がいる」と言われ、私はお相手の福田ユナさんとお会いしました。しかしユナさんの家庭事情を聞かされている私たち夫婦は結婚に賛成できません。ユナさん自身は素敵な女性だと思いますが、ユウトと彼女とは育った環境があまりにも違いすぎるのです。正直、ユウトにその現実が見えているとは思えませんでした。
実家に帰ってきたユウトに、夫ははっきり「結婚には反対だ」と伝えました。ユナさん家族の強い結びつきや金銭的事情など、結婚するとなると直面することがたくさんあるでしょう。正直、ユウトにそれをクリアしていく覚悟があるとは思えないのです。
「俺も頑張るから」「何があっても乗り越える」ユウトの言葉はどこか夢見がちに感じます。夫は冷たく言い放ちました。「そんな精神論を言えば俺たちが納得すると思っているのか? のちのち揉めて別れるくらいなら、結婚なんてやめておけ」
私たちは決してユナさん本人を否定しているわけではありません。ただ家庭環境があまりにも違いすぎるのです。ひたすらに「頑張る」と繰り返すだけの今のユウトが、結婚をしてうまくいくとは到底思えません。
さらにユナさんと話してみて、あらためて「お母さんやきょうだいのことを何よりも大切にしている」ということが伝わりました。それ自体は悪いことではないのですが、果たしてその環境のなかでユウトは幸せになれるのでしょうか。
この結婚には不安要素がたくさんありすぎて……。けれど35才にもなる大人の息子の結婚にここまで口を出すのもどうなのだろうと、悩んでしまう自分もいます。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子