2024/10/01

＜いらないと言ったよね？＞食べたいモノを1人で食べるのは卑しいの？ちゃんと聞いてから買ったのに…

273_親子_善哉あん
何か食べ物を買うとき、ママたちは家族にも食べるかどうか確認することが多いでしょう。ただ必要な分を確認して購入したとしても、家族の意見がコロコロ変わることもあるようで……。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談が寄せられました。

『年に1回のお祭りでしか売っていない商品があり、どうしても食べたくて買いました。子どもや旦那に「食べる？」と聞きたら「いらない」と言われましたが、念のため2つ買いました。夕飯になり、その商品を食べようと準備すると、案の定子どもに「それ食べたい」と言われました。予備で1個買っておいてよかったと思い、子どもたちに食べさせていると、旦那が「俺も食べたい」と言い出しました。
さすがに「これは私が食べたくて買った」と言うと、「みんなで分けて食べればいいじゃん」と言われました。たしかにその通りですが、1パック全部食べようと思って楽しみにしていたのに、みんなで分けて食べるのがどうしても許せなくて。「ごめん、これはどうしても食べたかったから1人で食べる。残りの1パックを3人で分けて食べて」と伝えると、「ママは結構卑しいんだね」と言われモヤモヤしました。家族のためなら母親は我慢するのが普通ですか？』

1人で食べようと思って楽しみにしていた食べ物を、後になって子どもや旦那さんに「食べたい」と言われると、嫌だなと思ってしまうのも無理はないでしょう。特に事前に食べるかどうかを確認していて、家族は「食べない」と言っているのですから、余計にイラっとしてしまいますね。家族間でよくある出来事かもしれませんが、他のママたちも投稿者さんの気持ちを理解してくれているようです。

食べないと言ったのだから、言葉に責任を持って！

『わかる～。楽しみにしていたならなおさらだね。私なら旦那に「いらないと言ったじゃん」と言って、投稿者さんと同じように1パックを2人で分けてもらい、自分は1パック食べる。相手が子どもなら我慢するけどね』

『確認して「いらない」と言ったならあげないよ。特に旦那には絶対あげない』

投稿者さんがその食べ物を買う前には、子どもたちや旦那さんに食べるかどうかを確認しています。そこで「食べない」と言ったのですから、その発言には責任を持ってほしいですよね。子どもなら仕方ない部分もあるでしょうが、旦那さんに関しては、後から発言をコロっと変えるのは大人気ないのかもしれません。そのような態度に、投稿者さんも苛立ちを感じてしまったのでしょう。

「卑しい」のは旦那さんの方

『卑しいのは旦那の方じゃない？　「いらない」と言ったのに』

『人のものを食べたがる方が卑しい』

投稿者さんは旦那さんから「卑しい」と言われていますが、卑しいのは旦那さんの方という意見もありました。自分の言葉に責任を持って、たとえ食べたくなってたとしても我慢することも大切ですよね。投稿者さんに対して「卑しい」と言うのは筋違いではないないでしょうか。

子どもたちにはしっかり注意したい

『卑しいのは旦那と子どもの方。旦那はもうどうしようもないかもしれないけれど、子どもたちはまだ間に合うかもしれないから、ちゃんと教育した方がいいよ。「一口ちょうだい」と人の食べ物をほしがるのは、ものすごく嫌われる行為だから』

今回は子どもたちも後から「食べたい」と言っていますが、これに関してはきちんと注意をした方がよさそうですね。たとえば友達が食べているものをほしがると、友達から嫌われてしまうかもしれません。そうならないように我慢することを教えるのも、大切なことといえそうです。

ママばかりが我慢するのはおかしい！

『家庭のなかでママだけが「みんなのために我慢する」のが当たり前になっていない？　「ママはこれが好きなんだよ」「ママはこれがほしかったんだ」と、ちゃんとママの気持ちを旦那さんや子どもたちにも話していいと思うよ』

『妻や母親が我慢するのが当たり前みたいなのはおかしいよね』

母親だから、妻だからという理由で、ママたちはいろいろな面で我慢を強いられることがあるかもしれません。ママ自身が自分の意思で家族のために我慢しようと思うこともあるでしょうが、一方でママがどうしても叶えたいこともありますよね。それが家族にとってはわがままに思えることや、今回のように卑しいと感じられてしまうこともあるかもしれませんが、ママも自分の気持ちを素直に伝えてもよいのではないでしょうか。家族のためにいつでもママが我慢をしなければならない。そういう考えは不要かもしれませんね。どうしても食べたいならばその気持ちを貫いてもよいですし、そうすることで家族がママの気持ちを知り、寄り添えるようになるのではないでしょうか。

文・こもも　編集・有村実歩　イラスト・善哉あん