<セクハラ上司を……>入社1年、困った課長……子育てに理解ある職場で揉めたくない【第1話まんが】
私はユキコです。息子が小学2年生になるタイミングで、これまで勤めていたパート先を辞め、正社員として就職しました。子育て中のママも数名おり、子どもの急な体調不良などはみんなでカバー。働きやすい職場に巡り合え、本当に運がよかったと感じています。しかし入社からおよそ1年、今とても悩んでいることがありまして……。
私の悩みの原因はこのヤスオカ課長です。職場はオフィスの中で固定席がない、フリーアドレスなのですが、ヤスオカ課長はいつも近くに座ってくるのです。
ヤスオカ課長は部下からの信頼も厚く、仕事熱心で有能です。会社には必要な人材なのでしょう。きっと。だけど……。
本当はLINEをブロックしたい……。けれど上司だからブロックすることもできません。子どもの体調不良で欠勤するときに、会社に電話連絡プラス、ヤスオカ課長にもLINEを送らなければならないのです。とにかく仕事以外の会話を最小限にとどめたい……。しかし……。
今日もランチのお誘いがLINEで届きました。あたかも仕事に関係のあるような文面ですが……私の業務には関与しない話です。2人でランチがしたいだけのように受け取れます。勘弁いただきたいものです……。「すみません、お弁当を持参しているので社内で食べます」角を立てずに自分の意見を通す、われながらちょうどいい返しではないでしょうか。ため息をひとつついて持参したお弁当を机に出します。すると……。「ピロン」
ヤスオカ課長はほかの社員がいる前では絶対にそんな素振りを見せません。仕事もできる上に家庭も円満と社員みんなに思われているようで……。つまりは「自覚がある」ということだと思っています。わかっていながら私ひとりのときを狙って、あえて誘っている。タチが悪すぎます。「ダル〜〜」つい口から本音が出そうになりました。いけないいけない……。ヤスオカ課長のことさえなければ私にとって働きやすい大事な職場なのです。今後のためになんとかガマンしたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・まゆか! 編集・横内みか