<使用済みナプキンのマナー>「汚いから触りたくない!」…なら誰が捨てるの?呆れた母【後編まんが】
前回からの続き。私はタマミ。結婚後も両親と同居しています。友達のアキが声をかけてくれて、私はアキの家にお邪魔することに。ワクワクしていた私でしたが……前日に生理がきてしまいました。楽しみにしていた分、私はガッカリ。そこまで生理が重いほうではないのですが、生理2日目はテンションも上がらないし、なんだか気分も重いです。それを母に愚痴ったところ、「準備をしていかないと」と言われました。母と話が噛み合わず、首をかしげあってしまいました。
母は「それじゃあ、その汚いと思ってる『自分が出したゴミ』をアキちゃんに捨てさせるのは平気なの? アキちゃんの家で捨てるってことは、アキちゃんかアキちゃんの旦那さんが捨てなきゃいけないってことなのよ?」と、厳しく言いました。
母は「タマミは自分でキレイにしていないからピンとこないのよ。うちは生理期間が終わったらすぐにサニタリーボックスがキレイになってるでしょ?」と、呆れたように言います。日ごろから母がこまめに掃除をしてくれることを恥ずかしながら当たり前に感じていました……。
母は「今まで教えてこなかった私が悪い」と、自分を責めて反省しているようでした。その後、母は「ジッパーバッグに入れてもいいし、100均にもニオイをシャットアウトできるポリ袋だってあるじゃないの」と、持ち帰るための袋を提案してくれました。
母に言われて私はハッとしました。たしかに私は、出先でオムツ用のゴミ箱がないときには家まで持って帰ります。やっていることは一緒なのに、どうして自分のときだけ誰かに委ねようとしていたのでしょうか。納得した私は、さっそくポリ袋とジッパーバッグをカバンに入れました。
母から、「生理用品はよその家で捨てちゃダメ」とアドバイスをされた私。最初は「汚いから持ち帰りたくない!」と考えていましたが、母に説得され、「持ち帰ったほうがいいし、準備しなければ」と思い直しました。すぐに捨てるための袋を用意した私。実際にアキの家でトイレを借りることになったのですが、サニタリーボックスは見当たりませんでした……。
母の話に耳を傾けてよかったです。
もし気にせず捨てていたら、アキに対して非常識な行いをしていたかもしれません。
いつかルカが大きくなったら、私も同じように教えてあげたいです。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・チル 編集・横内みか