<買う?買わない?>夫「雰囲気に流されるな!」屋台での買い物は貴重な経験でしょ!?【中編まんが】
前回からの続き。私(40代、チカゲ)は夫(40代、タカノリ)と小5の娘(マイ)、小2の息子(タイジ)との4人暮らしです。倹約家の夫は、家計管理が上手で助かってはいるのですが、いきすぎたところもあります。なんでもコスパや損得で考えるところがあり、家族の想いは軽く扱われがちなのです。子どもたちも成長するにつれ、不満を抱くようになってきました。お祭りのときくらい、少しは屋台でお金を使ってもいいと思うのですが、夫は相変わらずイヤがります。
私は小さい頃に両親や祖父母にお祭りでいろいろ買ってもらったのを思い出します。買ってもらったものが「おいしくなかったね」とハズレだったことや、体験したゲームが「あら残念。何も当たらなかったね」という場合も多々ありましたが、それもまた経験だし良い思い出です。
アッサリ却下されてしまいました。こんな会話は、二度や三度じゃありません。
夫は元来の倹約家。普段から家計簿をしっかりつけ、私以上にスーパーの特売日やあらゆるサイトのポイント還元キャンペーンを把握しています。私は浪費家なわけではありませんが、夫ほど細かくないので、夫の家計管理は本当に助かっています。そんな夫が家計のことを考えて「屋台はNG」と言うと、説得力があるのも事実。
夫も近くにいるので答えづらいと思っていると、「屋台はやめとけよ」と口をはさんできました。
娘は下を向いて泣きそうな顔をしています。かわいそうだと思った私は、「私が払うから」と自分の給与から払うと言うと、「お互いの給与は共有財産だろ」と一蹴されます。
夫が倹約家だと話すと、「お金に困って育ったの?」と言う人もいますがそうではありません。義実家はそれなりにいい暮らしをしていて、住む家は2軒目。車もいいものに乗っています。ただ、食事は質素を貫いており、夫が子どものころから外食はほぼしなかったそうです。
それでも、私はお祭りくらいお金の上限を決めて子どもに持たせてもいいんじゃないかと思っています。
お金の使い方をめぐって、夫との価値観の違いが浮き彫りになっているのが現状です。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・塚田萌