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『新・牡丹と薔薇』主演 黛英里佳 「ドロドロ好きのみなさん、お待たせしました!」

先週、11月30日にフジテレビ系でスタートした昼ドラ『新・牡丹と薔薇』がはやくも話題を集めています。2004年に放映され、独特のセリフなど破天荒な演出でボタバラ現象なるブームも巻き起こす大ヒットとなった『牡丹と薔薇』から12年。キャスト、ストーリーは一新しつつも、濃いキャラたちが織りなすドロドロっぷりはそのまま、期待に応えるドキドキハラハラの愛憎劇となっています。

美山加恋(みやま かれん)さんが主役をつとめた物語の序章が先週終わり、いよいよ18年後となる本格的な愛と憎しみのボタバラワールドに突入します。現代編の主役となるぼたんを演じる黛英里佳(まゆずみ えりか)さん、妹の美和子を演じる逢沢(あいざわ)りなさん、二人の母親であり美山さんの18年後を演じる伊藤かずえさんが登場するプロモーション会見に参加してきました。

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「ドロドロ好きのみなさん、お待たせしました!」
今回昼ドラ初出演にして初主演という黛さんの言葉に会場がドッと湧きます。
10月の頭から撮影に入り、今ちょうど折り返し地点ということ。独特のセリフや演出にどっぷり慣れてきたということです。役作りやお芝居についてうかがいました。

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黛:私が演じるぼたんは、すごく妹想いというか、過剰なほど妹を愛しているんですね。妹(美和子)もぼたんが大好きで、毎日のように姉妹で抱き合ったり。最初はこわごわだったんですが今はあたり前みたいに抱き合っています。それからセリフ。「このサカリのついたメスネコが!」とか「あばずれが!」とか(笑)。いままで口にしたことがない言葉ばかり。これも今では、自然と言えるようになりました。言うとスカッとするんです。それに、『牡丹と薔薇」のファンの方は、こういうセリフを楽しみにしてる方が多いと聞いて、はりきっちゃいます。

一方でそんなセリフがありつつも、ぼたんは育ちのいいお嬢様なので所作などはそれらしく心がけます。上品さ、激しさ、複雑さ、愛情…どんな風に芝居を持っていけばいいのかは悩みました。でも頭で考えるより、現場に行って衣装をつけて、伊藤さんやりなちゃんとセリフを合わせていくうちに、自然とぼたんに入っていけるんです。今は過激なセリフもお嬢様的な振る舞いも楽しみながらぼたんを演じています。

物語を動かすキーパーソンとなるのが、逢沢りなさん演じる妹・美和子。黛さん同様に過激なセリフや行動が多いと聞きましたが、どのように演じているのでしょう。

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逢沢:美和子は牡丹と薔薇の、薔薇にあたるんです。とにかく突拍子もないことばかりやらかして、周りを振り回して。無茶なことを人に強いたりひどい言葉を言ったり。最初はとまどったんですが、あまりに毎日激しいことを言ったりやったりしているので、最近は麻痺してきて…(もっとやっちゃえばいいのに)とか思うようになっています(笑)。セリフもいっぱいあってお芝居も簡単ではないのですが、周りのみなさんに支えていただいています。今、現場に来て、みんなに会うのがとても楽しいんです。

二人の母親であり、愛憎的の始まりを作った真澄役はベテランの伊藤かずえさんです。

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伊藤:デビューして40年近く経つのですが、自分史上、もっとも多いセリフ量です(笑)。田中美奈子さん演じる世奈子とののしり合うシーンがよくあるのですが、二人とも膨大なセリフの応酬で、美奈子ちゃんと毎日ラインで「もう覚えた?」なんてやりとりをしています。でも、たしかに長くて激しいセリフなんですけれど、土台のストーリーがきちんとしていて、セリフも完成されているので、自然に演じることができるんです。作品独特の世界観も、セリフに救われていると感じることはよくあります。ドロドロの憎しみは描かれるものの、憎しみは愛があるからこそ生まれるし、愛があるからこそ人間関係もややこしくなるんですよね。それが伝わると嬉しいですね。とにかく若い二人がすごく頑張っているので、いい刺激をもらっています。

三人三様、それぞれの役がらに一生懸命取り組んでいらっしゃるようですね。ドラマは期待を裏切らないドロドロ愛憎劇ですが、会見は終始和気あいあい、みなさんとても仲がよいことが伝わってきました。現場もとても明るく楽しいとのことですが、それは私たちはあえて忘れ、まずは三人と、三人をとり巻くさらに濃いキャラたちが紡ぎ出す怒濤のストーリーを楽しませていただきましょう。なにやら後半にはかなりの大物キャストも控えているとう情報も入ってきました。
どんなセリフが出てくるのか、どんな展開が待っているのか。『新・牡丹と薔薇』ますます目が離せませんね!

文=粟田佳織