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<介護問題>認知症の義母。在宅介護の限界に、理解のない旦那「話より飯まだ?」【第1話まんが】

数年前の話です。結婚後、私(アカネ)は旦那(コウイチ)と7歳の娘(ナナミ)と一緒に義母と同居をしています。結婚当初から義母は優しく、とくに大きな問題もなく比較的平和に同居を過ごしていました。
そんな暮らしが一変しはじめたのは、義母が認知症を発症してからです。
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「いたたた……」私は腕に湿布を貼ります。そんな私の横で気持ちよさそうに眠る義母。義母が寝ている間だけが、私の唯一の安息時間でした。

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義母は「財布がない! お前が盗ったんだろう! この泥棒!」と言いながら、私に襲い掛かってくるのです。
娘が小学校に行っているあいだの日中に仕事をしていた私ですが、義母がこのような状況のため、夜勤にシフトを変えて、日中は義母の介護。夜は仕事……と、毎日ヘトヘトになるまで働いていました。ナナミが帰宅しても私への態度と変わりなく――。

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「泥棒が来たぞ! ウチのお菓子を盗んだのはお前か!」「お義母さん、やめてください!」布団叩きでナナミを追い回します。こんなやりとりが日常茶飯事で……ナナミにも申し訳なく思います。

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以前は義母に懐いていたナナミも「おばあちゃん、怖い……」と怯え、部屋から出てくる回数が減りました。私たちはすっかり「普通」の日常を送ることが難しくなっていたのです。これまで優しくしてくれた義母のためにとなんとか頑張ってきましたが、どんどん酷くなる義母の現状に悩んでいます。

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「お義母さんのことなんだけど……」何度も旦那に相談しましたが、「仕事で疲れて帰ってきて、そういう話は聞きたくない」と一蹴されてしまいます。

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旦那は土日も仕事で忙しくていないため、ゆっくり話し合うこともできません。だからこそ、隙間時間に少しでも話を聞いてほしいのに……。私がどれだけ助けを求めても「大袈裟なんだよ。それくらい俺だって仕事していれば大なり小なりあるよ。それより飯、まだ?」と、はぐらかされるのです。(ダメだ、この人には何を言っても話にならない……)義母の現状をまったく理解してくれない旦那に、私は頭を抱えていました。

【第2話】に続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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