<エンゲル係数アゲアゲの義母>同居の義母が作る料理は「量が多すぎ!」解決方法は?【後編まんが】
前回からの続き。3年くらい前の出来事です。私には3歳の息子(ヒロト)がいます。夫と私は共働き夫婦。義母と義父と同居の5人暮らしです。
同居している義母が毎日ご飯をつくってくれるけど……量が多いし食費がかさむことが私たち夫婦の悩みです。
私は義母に料理はこのまま続けてもらいつつ、品数を減らすことに繋がるいい方法がないか考えたのでした……。
休日、久しぶりにお義母さん、お義父さんを誘ってみんなで外食をしました。選んだお店はシンプルで素材の良さを売りにしている和食料理店です。少しの量でも満足できることを知ってもらう、私たち夫婦の作戦のひとつでした。
「これはマズイ流れになってしまっているぞ」と思いました。しかしこのときを逃したら……この先ずっとこの食事問題に悩まされることになってしまう。
義母は「はるかさんは私の料理好きって言っていたわよね?」とさらにぐいぐいと詰め寄ってきます。
夫:「母さんやっとわかってくれたか! 母さんの料理はおいしいから俺たちも感謝しているんだ。でも俺もはるかもずっと悩んでいる気持ちもあって……」
私:「毎日仕事から帰ってきて温かい料理ができているなんて私たち夫婦とヒロトは幸せものです。でも食べきれなくて次の日は捨ててしまうのは嫌なんです。これからは一汁三菜で十分ですし、なんなら一汁一菜でもいいくらいです。料理上手なお義母さんには質素に見えるかもしれませんが、味は最高においしいので、ぜひ少なめで」
義母:「なんだか私もつい怒ってしまったけれど、味を褒められるのは嬉しいのよ。これでもこだわりをもって料理しているからね。あなたたちの思いは理解したわ」
義母のプライドを傷つけないように。義母が作ってくれるおいしい料理を無駄にしたくないという強い思いを伝えた私。義母は根は本当にいい人なんです。
今回の義母の食事問題で同居解消も頭によぎった私たち夫婦。それでも今まで通り料理を続けてもらうことができ、美味しい料理も無駄にするということがなくなりました。
本人のプライドを傷つけない方法を考え、そして感謝の気持ちを忘れずに伝えること。当たり前かもしれませんが、これからもこの2つのことは大切にしたいと思っています。
ちなみに私、義母の一汁三菜、一汁一菜の献立のおかげで2キロ痩せることができました。夫のポッコリおなかがスッキリする日もそんなに遠くないかもしれません(笑)。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・たろむらこわか 作画・てる 編集・秋澄乃
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