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<低所得者の大学進学>シングルマザーでお金がない……でも娘を大学に入れてあげたい!【前編】まんが

私は高校3年生の娘と、中学2年生の息子をもつシングルマザー。昨年、夫の浮気が原因で離婚し、実母の家の近くにアパートを借りて、新生活をはじめました。地元の小さな介護施設で採用してもらい仕事も始めました。
ですが、ひとり親家庭の支援制度を利用しても、私一人の稼ぎでは大変で……毎日の生活だけで精一杯です。子どもたちは、勉強好きだった私の実父(故人)に似たのか、ふたりとも頭がよいのです。
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わが家にはまとまった貯金もありませんし、元夫からの養育費も振り込みが止まっています。娘も家計が厳しいことはうすうす理解していて「高校卒業後は就職する」と言っています。
ですが……テストの度にこつこつと勉強し、よい成績が取れたと喜んでいる娘を見ていると、胸が痛いです。離婚したのも、うちに余裕がないのも、全部私の責任なのに……。それで子どもたちの未来の選択肢を狭めてしまうなんて……。

私は決意しました。何としても子どもたちに、望んだ未来を選ばせたい。まずは娘を来年の春、大学に入れてみせる、と。それから私は、娘と息子と話し合いをしました。
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娘の表情が静かに、しかし確実に輝き出します。親としてこれほどうれしいことはありません。そして「困っている子どもたちを助けたい」という娘の夢に感動しました。何としてもその夢を叶えてあげたい、と改めて決意します。

しかし、問題はお金です。
娘は金銭面も考えて、県内の国立大学を目指すことにしました。少し遠いですが、何とか自宅から通える距離です。しかし……。
「入学金と年間授業料、合わせて100万円近くかかるのか……」「国立なのに、高いね……」
ですが、そんなことを言っても始まりません。私たちは家族でいろいろと話し合いました。

参考:文部科学省文部科学省令第十六号

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後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・べるこ 編集・秋澄乃

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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