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<退職を後悔>【後編】出産を機に仕事を辞めた私。正社員は辞めず復帰すればよかったと今になって思う

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前回からの続き。「出産を機に仕事を辞めるべきではなかった」と考えている投稿者さん。実際に出産後も仕事を続けているママたちからは、同調するようなコメントが寄せられました。さて一方でライフスタイルの変化をきっかけにお仕事を辞めたママたちの意見を見てみましょう。

「仕事、辞めました!」その理由とは?

『私は結婚と同時に遠方に引越しだったから、嫌でも仕事を辞めなきゃいけなかった。慣れない土地でパートを探したよ。その後は子どもがそこそこ大きくなるまでは専業主婦。今はまたパートだけれど「正社員だったら……」なんて思ったことはないなぁ』

『私は総合職で転勤もあったし、もともと激務で有名な会社だったから妊娠を機に辞めた。今はまだ子どもが小さいから無理のない範囲でパートをしているよ。子どもが大きくなったら、少しずつ仕事を増やして正社員になろうと思う』

『私は新卒で営業事務として働いてた会社を結婚出産を機に退職した。ちょうど事務所移転で県内から都内に就業場所が変わるときだったから、通えないと思って。その後子どもが3歳になってから近所の会社でパート事務をして、5歳で別の会社の正社員事務に採用されたよ』

さまざまな理由から結婚や出産を機に仕事を辞めたママたち。決して辞めたことを悲観するのではなく、自分のライフスタイルに合わせた働き始めるタイミングを冷静に見極めているようですね。出産後すぐに働くのがどうしても難しいと感じるのであれば無理をするのではなく、一度環境を整えてからお仕事を探すのもひとつの手なのかもしれません。

育児と仕事の両立はなかなか難しい……

正社員として兼業主婦をこなすママたちの大変さに感心するようなコメントも寄せられました。

『正社員だとフルタイムだよね? 時短社員に変更ができる融通のきく会社ならいいけれど……フルタイムで子どもを保育園に預けるとなると延長をする必要があるよね。残業もできないし。会社でも保育園でも肩身の狭い思いをするのはちょっと嫌かなぁ。私は時間に追われるのが苦手だから仕事を辞めてよかった』

『みんな働き者だね。フルタイムで働いて子育てもして家事もして……なんて私には絶対に無理だ。今は暇つぶしでちょっとだけパートに行っているけれど、これ以上働きたくない~……ゴロゴロしていたいわ』

『みんなすごいね。私は正社員で働き続けるなんて絶対に無理だと思っちゃってる……。結婚して子どもを3人産んで今は子育て中だけれど、ここにフルタイムの仕事まで……って難しすぎる。短時間のパートでゆるゆる働いていたいよ。細々と貯金もできているしさ。みんな働き者なんだね……』

『私は育休を取ってから復帰したけれど、うちの職場は子持ちには厳しすぎて結局退職したよ。時短勤務でも嫌味を言われるし、周りに気を使いすぎてヘトヘトだし、帰ってからの育児がつらすぎた。シングルということもあって親が見てくれていたのだけれど「今日は歩けるようになったよー!」とか報告されるたび、そんな瞬間すら見られないことに悲しくなった。結局何を優先させたいかだよね。子育てなのか、お金なのか、時間なのか』

家事に育児に毎日大奮闘しているママたち。その上にお仕事も……となると「無理!」と感じる方も少なくないでしょう。「自分のキャリアを大切にしてバリバリ働きたい」と考える方もいれば、「なるべくゆったりできる時間を重要視したい」という方もいるのではないでしょうか。キャパシティは人それぞれです。家事育児のこと、お金や時間のこと考え、自身のキャパシティに合った方法を見つけることが大事なようです。

仕事に復帰するかどうかの判断基準は?

出産後にお仕事に復帰するかどうかの判断基準を、ママたちはどのように考えているのでしょうか?

『まぁ人生をトータルで考えて自分で判断をしたほうがいいと思うわ』

『そのママ友はどの道を選んでも後悔したり愚痴ったりするんじゃないかな。自分の人生だもん、自分で決めなきゃ。子どもの人生と親の人生は別々だし、人間としても別だよ。自分の人生を歩む権利はある!』

『仕事をしていたらしていたで、子どもが大きくなったときに「もっと一緒にいればよかった」と思うかもしれないよ。どちらがよかったかなんてわからないよね。そういうことを言っている人は、何を選択しても後悔するんじゃないかな』

人生は選択の連続です。誰しも自分が選ばなかった方の選択肢のことを考えて「やはりあちらにすればよかった……」と嘆いてしまうこともあるかもしれません。時には長い時間が経たないとその選択が正しかったのか、わからない場合もあるでしょう。しかしあなたが選んだ選択肢は、そのときにしっかりと考えて出した答えのはず。大切なのは「常に正しい選択をすること」よりも「選んだ方を正解にするよう努力すること」ではないでしょうか。
現在の生活の幸せな部分を見つめ直し「これでよかった」と考えることで、かつて自分が選択した道を肯定できるのではないかと思います。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美

つぎの記事:<義実家への爆弾発言>【前編】「2人目はまだ?」と言う義母に「独身の義姉の心配をしては?」と言い返した!

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