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<母をいびる祖母>「ばあちゃんが嫌い」膨れ上がった家族への嫌悪感。家を出た僕は【前編まんが】

これは10年くらい前の話です。僕は両親と祖父母に囲まれて育ちました。両親には長い間子どもができなかったそうで、やっとできたのが僕。家族からたっぷりと愛情を注がれ、とくに祖母は「ミツタ(僕)はミツオ(父)にそっくりだ」とすごくかわいがってくれたと記憶しています。しかし僕の家にはある問題がありました。それは祖母と母の仲が悪いこと。
1(前編)僕が大人になってわかった母の嘘
でも僕にとってはそれが「普通」だったため、「祖母がいる家とはこんなものなのか」と中学生ぐらいまでは思っていました。しかし友だちの家に遊びに行ったとき「ミツタくんのお母さん、よくやってるよね。あの気の強いおばあちゃんと同居だもんね」と友だちのお母さんに言われて、ハッとしたのです。また父が祖母に強く言えないのには理由があり……。

修正(前編)僕が大人になってわかった母の嘘
僕が物心ついた頃、父が勤めていた会社が倒産。再就職がうまくいかなかったようで、祖母がもつ土地に建てられたアパートの賃貸収入で僕たち家族は暮らしていたのです。祖母は生家が資産家だったのでお金には困っておらず、父は祖母なしでは生活が成り立たないため、何に対しても強く言えないようでした。
2(前編)僕が大人になってわかった母の嘘 (1)
祖母は母をいびり、そんな祖母に辟易しているけど強くは言えない父と祖父。殺伐とした家庭の雰囲気に、僕にとって家はどんどん居心地の悪い場所となりました。高校3年になったとき「僕、大学に進学して家を出たい」と両親に訴えます。

3(前編)僕が大人になってわかった母の嘘
これでやっと祖母と母のいざこざを目にしなくて済む。新しい生活に心が躍りました。

後編へ続く。
脚本・rollingdell 作画・善哉あん 編集・Natsu

※この漫画は知人の話を元に作成しています。

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