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小学生の送り迎え。天気が悪いからという理由で迎えに行くのは過保護でしょうか?

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みなさんはお子さんの小学校まで、登下校の送迎はしていますか? わが子が心配で送って行った、あるいは迎えに行ったことがあるママも多いのではないでしょうか? ある小学5年生のママからのお悩みに多くのママたちから反応がありました。

『小5の子がいます。今日雨が結構ふっているので、迎えに行ってしまった。傘持って行かせたのに、ついつい迎えに行ってしまう。雪もそう。感染症の影響で最近は平日に仕事が休みの日もあるけど、送りもしちゃう。やめないとなぁとは思うけど、送迎したくなる。多分私が学生の頃、雨風でも大雪でも吹雪でも送迎してもらえなかったのも原因にあるかも。修学旅行の朝も、大きな荷物かかえて自力で行った』

傘は持たせたけれど、やっぱり雨の中帰ってくるわが子が気になって送迎に向かった投稿者さん。迎えに行くことでママ自身が安心できる一方、親として過保護すぎるのではないかとお悩みのようにも感じます。小学校の送迎についてママたちからはこんな声が寄せられました。

ママが送迎したくなる理由は?

天気によって登下校が大変そうに思えるから

『うちも5分くらいで着くけど、今朝風強いし送迎しちゃった』

『雨に加えて暑い日、寒い日、風が強い日も迎えに行ってた。中学生になって集団登校じゃなくなったので送りも増えた。やめなきゃいけないものなの……』

子どもたちは悪天候のなかでも、重い荷物を抱えて学校へ行くことがありますよね。そんな姿を見ると「大丈夫かな」と心配にもなるママもいるのではないでしょうか。また小学生から中学生になり集団登校でなくなったことをきっかけに送迎を始めたママもいました。

安全面に心配があるから

『4年生息子、方面にも友達いないし1人で帰ってくるから迎えに行ってしまうよ~。片道35分ぐらいかかるからついつい』

『私もしてるよー。小6女子。あとまわりに同じ学校の子がいないし、昨年末から、公立と違う時間帯の登校時間だから、子どもが1人で歩いてたら、交差点とか危ないかなって』

同じ方向のお友達がいない、あるいは安全とはいえない通学路を通っていかなければならないなどの心配要素があるときは、送迎をしているママもいるようです。わが子の安全な環境は自分で作らないと! と思うママも多いのではないでしょうか。

大丈夫!うちも送迎しているよ

『いいんじゃない? 気にすることないと思うわ』

『私なんて高校生でも送迎してたよ。いろいろと話できたし、してあげたいと思うならいいんじゃないかな。子どもさんも嬉しいと思うよ

『昔は送迎しないのが当たり前、今は送迎するのも当たり前。別にいいんじゃないの』

『今ってみんなそうだよね。時代だと思う。できる人はお迎えすればいいと思うよ』

『できるならやってあげたらいいよ。なにがダメなのかわからない』

投稿者さんと同じように「うちも現在進行中で送迎しているよ!」と多くのママから賛同の声があがりました。頻繁な送迎は過保護な親という印象を与えてしまうこともあるかもしれません。しかし、わが子の安全を自分の目が行き届く範囲で守ってあげたいと思うママもいるのではないでしょうか。ママが送迎可能な環境なら、無理に「やめないと」と思う必要はないのかもしれません。一方でママが送迎するにあたって、子どものこんなところは見逃さないでほしいという意見もありました。

「傘はいらない」「迎えに来ないで」というお子さんも

『行きは濡れたら困るけど、帰りは案外大雨すら楽しんで帰ってくるんだよね~子どもって。傘忘れたから届けたけど、別にいらなかったよと言われたり』

『うちも上の子(男の子)は自分の時間が欲しいみたいで、好きに自転車乗って塾や習い事に行くのが好きだし、雨降っても友達と濡れて走って帰ってきたいから迎えに来ないでっていうから行かない』

『ずぶ濡れで帰ったのとかも、いい思い出だけどなぁ』

ママの心配とは裏腹に、子どもは大雨のときだからこそ友達とワイワイ楽しみたいと思うときもあるようです。親から見れば心配なことも、子どもには貴重な思い出となることもあるのでしょうね。急な悪天候でも楽しむことができる子どもたち。ときには見て見ぬふりをしてあげることも必要なのかもしれません。

いつかはやってくる卒業タイミング

子どものこんな声はしっかり受け止めてあげて

『もうそろそろ自分でできるよ。ママの優しさは子どもに通じてるよ~。子どもの自分でもできるっていう達成感を取らないであげてね』

『私も小5まで迎えに行ってた! 子どもにやめてって言われてからやめたよ』

『子どもが来て欲しがってるならいいと思うよ。来ないでって言われているのならやめてあげて』

送迎することで安心するママの気持ちはわかりますが、一方でお子さんの気持ちはどうでしょうか? わが子から「ママもう来なくてもいいよ、1人で行きたい」という言葉がでてきたら、それが送迎を卒業するタイミングなのかもしれませんね。ママの愛情をたっぷり受けて育ったお子さんが、「もう1人で大丈夫かも」と思えることは成長の証拠なのではないでしょうか。

わが子が無事に帰ってきてくれることが親にとっては何より嬉しいことですよね。日々送迎をするママの姿は、周りの人から過保護と思われることもあるかもしれません。しかし送迎をさせてもらえるのも、あと少しかもしれません。親子で納得できているのであれば、送迎を卒業するその日が来るまでは、送り迎えの時間を楽しむこともいいのではないでしょうか。

文・たろむら こわか 編集・Natsu

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つい、迎えにいってしまう。。