2021/05/13

【前編】私があげた野菜を義妹が捨てていた！甥っ子が「汚い野菜を送るババァとママが言った」と……

014_義兄弟姉妹_春野さくら

あるママが、ママスタコミュニティに怒りのコメントを書き込みました。

『私の親戚が農家をやっていて、規格外の野菜を送ってくれるのね。義弟の嫁に「野菜いる？」って聞いたら、「欲しい！」って言うから毎年季節になるとあげてたの。「規格外の野菜だから、スーパーで売ってるような綺麗な見た目じゃなかったり、ちょっと傷付いたりしてるけど、味とかは問題なく食べられる」って言ってあったのに。

昨日甥っ子と久しぶりに義実家で会ったんだけど、私のことを「あ！　汚い野菜送ってくる人！」とか言ってきた。「ママが汚い野菜送ってくるババァって言ってるよ！」だと。さらに聞いたら、野菜はいつも捨てているらしい。自分で「野菜欲しい」って言っておいて、捨てるって何？　しかも規格外だって説明したのに、汚い野菜とかさ。本当失礼だよね』

親戚が育てた野菜を義妹へ渡していた投稿者さん。規格外の野菜ということで、サイズや形がまちまちだったり、ちょっとした傷がついていることがあるようですね。欲しいというからあげたのに「汚い野菜」と表現し、食べずに捨てていたなんて……。それだけでなく投稿者さんを「ババァ」呼ばわりしていたことを知り、投稿者さんはあきれてしまっているようです。そんな投稿者さんに対し、ママたちからはこんなコメントが届きました。

疎遠にするのもありだけど、そもそも……

『疎遠でいいんじゃない？』

『捨てるなら送らない。今後は疎遠で』

失礼な態度をとる義妹とは、今後疎遠にしてもいいのではという意見です。これについて投稿者さんからはこんなお返事が。

『そこまで言われる程あなたと接点ありましたっけ？　って感じ。疎遠に近いというか、そもそもそんな頻繁に会う関係でもなかった。連絡なんて新年の挨拶、「野菜いる？」の連絡、お祝いごととかあったくらいだったし』

そもそも頻繁に会うような関係ではなく、家族行事のときに言葉を交わす程度の間柄だったようですね。そんなに親密な間柄ではないからこそ、甥っ子を通じて知ってしまった義妹の本音に投稿者さんはびっくりしたのかもしれません。

断れない義妹の気持ちもわかるけれど

一方で義妹の立場からのコメントも寄せられました。

『私もいらないと言えず、届いたら毎回処分している。もちろん汚いとか子どもの前では言いません。でも断れないじゃん……』

『食べられる品物なら食べるよ。形が悪いだけなら食べるけど、迷惑と感じることも。でも義姉に逆らえないよ』

『聞かれたら断れないから、よかれと思って聞くのやめてほしい』

「いる？」と聞かれて「いらない」とは言えないママたちもいるようです。相手の厚意を受け取りたいという気持ちがあるからこそ、その場ではよい返事をしてしまうことはあるのかもしれません。親密な間柄なら遠慮なく断ることができても、付き合いの程度によっては「とりあえず受け取っておこう」という選択をするときがありますよね。さらにはこんなアドバイスも。

あげる側が配慮するべきなの！？

『野菜いる？　と聞かれて、いらないなんて言えるわけないじゃん、いちいち聞かないでよね！　と思ってるのかもよ？　もう聞くのもやめたら？』

投稿者さんとしては良かれと思って声をかけているので、なんとも理不尽な気がしますが……。厚意が無駄になるくらいなら、最初から声を掛けないというのもひとつの方法なのかもしれません。

ただ決して安いわけではない野菜。規格外であるにしろ、野菜をもらったらうれしい人、家計が助かる人もいるはずです。そうなると単純に「はじめから声を掛けなければいい」というものではない気もしますね。野菜に限らず、おさがりの服やお惣菜など、誰かから「おすそわけ」をもらう機会もあるのではないでしょうか。そういったとき、あげる側、もらう側はどう対応するのがよいのでしょう。

ママたちの意見をさらに見ていくことにしましょう。後編へ続く。

文・編集部　イラスト・春野さくら