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恵方巻は食べる?食べない?ママたちの節分事情に迫る!

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お正月が終わり、世の中が落ち着きを見せはじめると、次の行事となる「節分」に向けた準備をはじめる方もいるかもしれませんね。節分といえば、鬼退治のための豆まきと思う人が圧倒的かと思いますが、「恵方巻」を準備する人も増えてきているのではないでしょうか?

『切るか切らないかは一旦置いといて、そもそもみんな節分に恵方巻を食べるのか気になったので質問します。恵方巻、食べる? 食べない?』

関西在住の筆者としては、節分といえば「恵方巻」を食べることはマストです。しかし関西や中国・四国地方以外では、恵方巻は当たり前の食文化ではないのですよね。コンビニやスーパーの戦略の影響か、一部の地域だけの文化であった恵方巻が、いつしか全国区に広がりを見せているようです。さてみなさん、恵方巻は食べますか? それとも食べませんか?

ママたちに聞く、節分の恵方巻調査!

投稿者さんが投げかけた質問。今回はアンケート形式でママたちに回答してもらいました。総投票数は125票で選択肢は4つ。結果は以下のようになりました。

1. 食べる(自分で作る) 18 票
2. 食べる(購入する) 50 票
3. 食べない(理由もどうぞ) 43 票
4. その他 14 票

食べると答えたママは自作・購入を合わせると68票と半数を上回る結果に。しかしよく見ると、食べないと答えたママは43票と、びっくりするほどの大差はありませんでした。その他を選択したなかには、食べる・食べない派が混在していますので、両者に大きな開きはないのかもしれませんね。

ではそれぞれの選択肢に寄せられたコメントも見ていきましょう!

恵方巻を食べると食事の準備が「楽」に

『堂々と晩ごはんの手抜きができる』

『子どもの頃からの習慣だから食べる』

『夕飯のメニューを一品考えなくて済むから』

自作派も購入派も、筆者のように小さい頃から恵方巻を食べる習慣があるママもいれば、当日の献立を考える必要がない、食事を作らなくていいから「楽!」と答えるママもいました。たしかに当日は巻き寿司をメインにすればいいので楽かも……。

言われてみれば筆者の家庭も、節分当日は各種巻き寿司(わが家は海鮮系の巻き寿司がメインです)に、汁物。このような献立が定番です。よくてサラダもつきますが、正直巻き寿司だけでおなかいっぱいになりますので、準備する側からするととても楽ですね(笑)。

恵方巻、食べる派(自作)

『子どもたちはサラダ巻きが大好きなんだけど、売っているやつはツナが少ないんだよね。だから自分で作ってツナもマヨネーズもたっぷりいれる!』

『実家の母と一緒に家族分を作る。その日の夕飯のメニューに悩まなくていいから楽』

『のり巻きが好きだし、子どもと一緒に作ることが楽しい。方角とかは何も気にしない』

自作派のママの声を見ると、恵方巻の定番とされる「太巻き」ではなく、細くて食べやすい形状の「のり巻き」や、おのおの好きな具をはさんで食べる「手巻き寿司」スタイルを採用しているご家庭が多い傾向にありました。

なかには購入するときもあるけれど、たまには自作でと答えるママもいて、自由度の高さが伺えます。自作の場合、好きな具材を好きな量で楽しめる魅力がありますよね!

恵方巻、食べる派(購入)

『買ってくれば夕飯を作らなくていいから楽だわ』

『夜ご飯になる(笑)。でもお店で買うと高いよね~』

『いつもはスーパーで当日に買ったり、知り合いのコンビニのオーナーに頼まれて買ったりかな』

お寿司屋さんでも恵方巻が売られていますが、コンビニやスーパーでも手軽に購入できるようになっていますよね。その結果、恵方巻や巻き寿司を購入して食べる人も増えていることが、今回の投票数から見えてきます。買ってくれば作る手間も省けますのでますます楽! なんて素晴らしいのでしょう(笑)。

恵方巻、食べない派

『食べる習慣がないからってことと、子どもたちが食べきれないので』

『子どもたちは巻き寿司が好きじゃないから。私もとくに食べたいと思わないし。買うと高いしね』

『旦那も好きじゃないし、イベントごとに興味がないので。普通の献立にします』

食べないと答えたママたちの理由の大半が「習慣がないから」というものでした。また恵方巻(巻き寿司)そのものが好きではないという声も。幼い頃から恵方巻を食してきた関西人の筆者ですが、実は恵方巻が苦手です(笑)。ですから苦手だから食べないというママたちのお気持ち、よ~くわかります!

『あんな下品な食べ方したくないし、子どもにもさせたくない』

『今年は東とか南とか、一気に食べるとか、ギャグでしかない』

恵方巻を食べる文化圏にお住まいの方はご存じかもしれませんが、恵方巻には別名「丸かぶり寿司」という名前があります。恵方巻は包丁を入れずに1本丸ごと食べながら声に出さずお願い事をすると願いがかなうと言われているようです。毎年変更される「恵方」の方角を向き、食べ終わるまで無言で一気に食べることとされていますので、結構しんどいですね(笑)。このような食べ方をあまり好ましくないと考える人がいてもおかしくはないでしょう。

参考:一般財団法人 海苔増殖振興会|産地を追って のり普及促進への動き「恵方巻」をイベントに

その他と答えたママたちは……?

『実家に行って母の手作り太巻きを食べてくる。恵方巻がどうこうっていうより、太巻きが食べたいから』

『義母が毎年お寿司屋さんの恵方巻を送ってくれる』

「その他」を選択したママたちはどのように答えているのか気になりますよね! 蓋を開けてみると、自作ではなく作ってもらったものを食べたり、誰かから届けてもらったりするなどの声が目立ちました。

『わざわざ食べようとは思っていないけど、食べなくていいとも思っていない』

食べるとも食べないとも明確には決めていないという回答もありました。行事ごととはいえ、ムリに参加する必要もありませんものね。食べなくてもなにか悪いことが起こるわけでもありませんから、その日の気分で決めてもまったく問題なさそうです。

楽しく、美味しく食べることが一番

『1度も食べたことがないから食べてみたい願望はある。でも無言で一気には食べないと思う』

恵方巻の文化がないエリアのママたちにまで認知度が高まり、節分の時期に「気になる存在」になっているかもしれない「恵方巻」。それならばいっそ食べ方のルールなど気にせず、気楽に食べてもいいのではないでしょうか? 実際に食べる文化のあるエリアに住んでいる筆者ですが、海鮮系の細巻しか食べませんし、気にせず包丁で半分に切っています。楽しく、美味しく食べることが一番ですものね。

本来は七福神にあやかって7つの具を入れると祖母から聞いたことがありますが、現代の恵方巻はさまざまなものがあるようです。最近ではロールケーキを恵方巻に見立てて食べるなんてこともあるようですし、もっとライトな感覚でちょっとしたお祭り気分を楽しんでみてはいかがでしょう?

文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ

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