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朝食さえも作れず「普通のお母さん」になれない自分が不甲斐ない。悩むママに寄せられたコメントとは

テキパキと家事をこなす周りのママを見るたびに「自分は母親として失格かもしれない……」と落ち込むことはありませんか? ママスタコミュニティにもそんな悩みの声が寄せられています。

『朝ごはんを作れなくて、高校生の息子がパンを焼いて食べて行った。今日はリビングと寝室の掃除をしてラグも洗った。がんばった……。でもみんなみたいに普通のお母さんになれない』

朝食さえも作れず「普通のお母さん」になれない自分が不甲斐ない。悩むママに寄せられたコメントとは1
朝食を出せず高校生の息子さんを登校させてしまった投稿者さん。そんな自身の行動に不甲斐なさを感じているようです。これを読んだママたちはどんなコメントを寄せたのでしょうか……。

我が家に比べれば上出来!

『うちの高校生の息子は、たまにしか朝食を食べていかない。しかも時間に余裕がある日だけ。自分でトーストすら焼かないよ。息子さん自分で用意して食べて行くなんて偉いよ!』

『中学生だけど椅子に座ってりゃ食事が並ぶと思っているよ。ハンカチとかも全部私が出してる。羨ましいくらいだよ』

まず寄せられたのは「自分で何もしない」子どもをもつママたちからの嘆きの声でした。中学生になっても、たとえ高校生になっても「お母さんが何でもやってくれる」と思っているお子さんも少なくないのかもしれません。そんなママたちからすれば、投稿者さんの息子さんが「自分でパンを焼いて食べて行った」だけでも羨ましく思えるのでしょう。「我が家に比べれば上出来よ」と言いたいのも分かる気がしますね。

立派な息子に育てた投稿者さん、あなたはエライ

朝食さえも作れず「普通のお母さん」になれない自分が不甲斐ない。悩むママに寄せられたコメントとは2

『パンを自分で焼いて食べられる息子さんを育てたんだからすごいよ』

『自分で朝ごはん作って食べて出かけられる息子に育てたってことだよね。すごいよ! あなたはがんばっている』

『自分のことを自分でできる男の子に育てたあなたは偉い! 掃除もお洗濯もがんばっているよ』

その日、朝食を準備できなかった投稿者さんに対して息子さんは「自分でパンを焼いて」登校しました。母親に催促するわけでも、食べないで出発したわけでもなく、自身で身支度を整えて登校したのです。その行動に感動すら覚えたママたちも多かったのでしょう。そして「そのように育てたあなたはエライよ!」と励ましています。

朝食はセルフサービスにしてみる

これを機に、朝食は息子さんに任せてみては? というアイデアもありました。

『高校生なら、自分で朝食くらい用意させてもいいのでは?』

『もう朝ご飯は各自用意するシステムにしたら? 食材とかパンとか買っておけば大丈夫。で、何かの折に子どもを褒めてお礼を言う』

小学生にもなれば、トーストを焼く、ご飯を電子レンジで温めるくらいのことはできますよね。ましてや、投稿者さんの息子さんは高校生です。ママが自責の念にかられるくらいであれば、これをきっかけに「朝食はセルフサービス」にしてみても良いかもしれませんね。

「普通のお母さん」って何だろう

投稿者さんは「みんなのような普通のお母さんになれない」と嘆きます。はたして、普通のお母さんって何なのでしょうか。

『普通なんて無いんだから、あなたはあなたでいいと思う。』

『普通のお母さんってなんだろう……。別に何もかも放置したり子どもに無関心なわけじゃないんだから、いいでしょ』

『普通のお母さんの基準って何なんだろうね。家庭がまわっていて、家族に不満が溜まってないなら何の問題もないと思うよ』

先輩ママたちが声を揃えて言うように「普通のお母さん」などいないのかもしれません。そう考えると、誰かと比べて「普通のお母さん」を目指す必要もないのでしょう。
お子さんには「健康でさえいてくれたら」「毎日楽しく登園、登校さえしてくれれば」と思うのに、自分に対しては急に厳しくなるママはいませんか? 「きちんとした食事を作らねば」「完璧に家事をしなくては」「子育てと仕事を両立しなければ」と「母親はこうあるべき」の足かせを自身に課しているようなことがあるかもしれません。

『自分の家なんだから気楽にやりなさいよ』

『皆が同じじゃなくていいのよ』

そうです。皆が同じでなくても良いのです。それぞれの家庭にそれぞれのママがいて、そのママの形も関わり方も家庭によって違って良いはずです。何よりも、ママが心身ともに健康で穏やかに過ごせること、それが家族にとってはもちろん、お子さんにとっての一番の幸せのはずですよ。

文・すずらん 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
みんなみたいに普通のお母さんになれない