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「卒業式がなくなるのは可哀想じゃない」記憶に残る娘の卒業式

我が家の娘は小学校6年生。卒業を間近に控えた3月に新型コロナウイルス感染症対策として臨時休校の措置がとられ、心落ち着かない春のはじまりとなりました。
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このワンピースは、小学6年生の娘に卒業式のときに着せようと準備しておいたものです。最近では袴も人気のようですが、何となく私が一目ぼれで買ってしまったワンピース。小学校入学のときと比べグンと背も伸びて大人っぽくなった娘が、このワンピースを着て卒業式を迎えるのを心待ちにしていました。

しかし予定されていた卒業式の日を待たずに突然訪れた先生やお友だちとの別れ。親としてどうしてあげるのが正解なのか……、考えても考えても答えは出ません。そして迎えた次の日の朝。娘の小学校生活最後の登校日です。

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なぜ娘たちがこのような目に合うのか。誰が悪いわけでもないのに、こみ上げてくる黒い感情に押しつぶされそうでした。しかし……。

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先生の言葉、そして娘の前向きな想いに涙が溢れました。この子はきちんと「今」と向き合って乗り越えようとしている。そう感じました。大きなランドセルを背負って、不安そうに学校に行っていた女の子がずいぶん逞しくなったものです。

どうか、今年卒業・卒園を迎えるすべての子どもたちの未来が明るいものでありますように、心から祈っています。

脚本・渡辺多絵 作画・よしはな

【つぎ】の記事:可愛そうと感じるのは親だけ!?突然だったけれど、かえってサッパリして良かった卒園式

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