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2020年1月新型コロナウイルスが世界に拡散中。自分と家族の身を守るためにできる対策とは

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2019年12月に中国・武漢で新型コロナウイルスに関連した肺炎患者の発生が確認されました。年が明けて2020年1月になってからは日本でも新型コロナウイルスに感染した患者さんが出ています。新型コロナウイルスとはどのようなウイルスで、どのような症状を引き起こす病気なのでしょうか。新型コロナウイルスから身を守るにはどのような対策がとれるのでしょうか。まずはコロナウイルスについてみていきます。

コロナウイルスとはそもそも何?

コロナウイルスとは

コロナウイルスは、発熱や上気道症状を引き起こすウイルスです。今回感染が拡大していると見られるのは「新型のコロナウイルス」ですが、実は人に感染する既存のコロナウイルスは6種類あります。なかでも2002年~2003年にかけて流行した「重症急性呼吸器症候群コロナウイルス/SARS-CoV」や、2012年に発見された「中東呼吸器症候群コロナウイルス/MERS-CoV」は、重症化傾向があるものです。

その他4種類は、通常の風邪などの重度でない症状を起こしうるウイルスです。

日本国内において、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)と中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)は、感染症法により二類感染症に指定されています。感染した場合は感染症指定医療機関へ入院し、治療を受けることとなります。

新型コロナウイルスも「指定感染症」へ

中国・武漢(中華人民共和国湖北省武漢市)において、2019年12月以降に報告されているのは、新型コロナウイルスが関連しているとみられる肺炎の発生です。中国を中心に、世界各国からも発生が報告されています。

新型コロナウイルスにどのように感染するのかについては、2020年1月30日時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられています。飛沫感染とは、感染者のくしゃみやつばなどの飛沫とともにウイルスを吸い込むことで感染するもので、主な感染場所は学校や満員電車など人が多く集まる場所です。接触感染は、感染者がウイルスのついた手でさわった場所を他の人が触ることで感染するものです。電車やバスのつり革、ドアノブやスイッチなどが感染場所となりえます。

新型コロナウイルス感染症は今後、指定感染症として定められ、入院勧告や勧告に従わない場合の強制的な入院などが可能になる予定です。患者に対し、公費による適切な医療の提供もなされます。

※政令の施行日は2020年2月7日でしたが、2月1日に前倒しとの報道もあります

新型コロナウイルス、今できるのは基本的な感染症対策

新型コロナウイルスの感染者が国内で出ていることを受けて厚生労働省では、国民に向けたメッセージをHPで公開しています。メッセージの主旨は、日本においては「現時点では広く流行が認められている状況ではないため過剰に心配しないようにすること」、そして「季節性インフルエンザの予防と同様に基本的な感染症対策をとること」です。

基本的な感染症対策とはどのようなものでしょうか。

その1.咳エチケット

厚生労働省によると咳エチケットとは

『感染症を他人に感染させないために、個人が咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえること』

とのことです。手を使うとウイルスを感染させる恐れがあることから、手以外を使って咳やくしゃみをおさえるのですね。

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(筆者が撮影した、あるドラッグストアの光景です)

マスクが売り切れていたり、購入制限がかかっていたりするという情報もあることから手元にマスクを用意できないこともあるでしょう。その場合はティッシュやハンカチあるいは着ている服の袖などで口や鼻を押さえて咳やくしゃみをするといいようです。

その2.手洗い

外出先でさまざまなものに触れることにより、手にウイルスがついている可能性があります。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事の前など、こまめに手を洗いましょう。

その3.適度な湿度を保つ

空気が乾燥するとのどの粘膜の防御機能が低下するため、乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保ってください。

その4. 健康管理

十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけるなど、健康管理も忘れずに。

聞いたことのない感染症が日本国内に入ってきたとわかると怖いと感じる人も少なくないでしょう。世界中が新型コロナウイルス感染阻止に取り組み、感染の封じ込めが未だ成功しない最中で、一般人としてはもどかしい気持ちもあるかもしれません。しかし今できるのは、未知の感染症を過度に恐れることなく、基本的な感染症対策を徹底することです。

最新情報を集めながら、自分と家族をはじめとする身の回りの大切な人たちの健康を守っていきたいですね。

文・しのむ 編集・しらたまよ

※この記事は2020年1月30日時点の情報を元に作成しています。

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