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中1の娘が反抗期で毎日しんどい。出口の見えない反抗期に悩むママたちの悲痛な声

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お子さんが今まさに反抗期真っ最中のママも、反抗期がいつか訪れるかもしれないと心配なママも……つらく苦しい時間を長く過ごすことになるのではと、漠然とした不安をお持ちのことと思います。反抗期と言っても程度や期間、訪れる時期などは子どもによって違い、ママがとるべき対応もさまざまでしょう。ママスタコミュニティには中1の娘さんをもつママからため息まじりのこんなお悩みが届きました。

『中1の娘は、自分を中心に世界が回っていると思っていて、大人をナメています。そんな娘にブチ切れてしまい、「いい加減にしてよ」と言ったら、そのときまで見ていなかったテレビを見てニヤニヤしはじめました。毎日「部活が嫌」だとか、「あれが嫌、これが嫌」とため息をついて、「はぁーストレス」と言ってきます。私にはそんな娘がストレスです。みんな、どうやって反抗期を乗り切ったの?』

中1の娘さんの反抗期に、自分自身もストレスを抱えてしまった投稿者さん。同じ経験をされたママたちに助けを求めているようです。現在お子さんが反抗期だというママ、かつてお子さんの壮絶な反抗期を体験されたママたちから、続々とアドバイスが届きました。

多くのママが実践!反抗期における3つの対処法

反抗的な言動への対処はご家庭によってさまざまですが、多くのママたちが次のいずれかの方法を試しているようです。届いたアドバイスから主な3つの対処法をご紹介します。

その1 ほうっておく!

『反抗期って、押さえつけるから反抗するんだと思う。押さえつけなければ反抗しようがないじゃない? もう「そーか、そーか」と聞くだけ聞いてそっとしておけばよいのでは? 私は反抗期が親ではなく同居している祖母に向いたけど、親は私を信頼して自由にさせてくれ、祖母は小さなころから心配性で口うるさいから、そっちに矛先が向いたんだと思う』

『中2の息子。自分のことは棚にあげて、すべては私が悪いという言い方をする。反抗期だからとすべて許されると思わないようにとはクギをさし、ある程度ほうっておいている』

『ただただ聞き流すだけ。聞いているフリ。アドバイスは不要。反抗期の子どもはアドバイスを求めてないからね。食事は食べなくても作っておく。食べなければ処分するか家族の誰かに食べてもらう』

押さえつけたり干渉したりすると、子どもは余計に反抗してくると考えているママたち。見守りつつ、ほうっておくことは、子どもにとってもママにとっても最小限のストレスで解決できる方法なのかもしれませんね。

その2 スルースキルを身につける!

『反抗期は、親のスルースキルを磨くのが重要だよ』

『うちも絶賛反抗期中。話をするとイライラするし、喧嘩になるからほとんど口を聞かない。子どもの機嫌がいいときは話す。もうまともに会話できないから最近はスルースキルを身につけた』

『うちは家出騒ぎまで起こしたよ。ご飯と毎日の洗濯だけして学校行ってくれたらいいやって思うようになったら楽になったし、子どもも落ち着いた。ときどき悪態をつくけどそこはスルーしている。学校の懇談会を旦那に行ってもらうようにしたら、それがかなり嫌だったらしく、次からは母さんでって指定された』

多くのママが身につけたというスルースキル! 悪態をつかれても、喧嘩ごしの態度を取られてもスルー。反抗期中のお子さんのママたちにとってはとても大事なスキルのようです。お子さん自身、悪いことと分かっていてもイラ立ちを抑えきれず言ってしまう場合もあるでしょう。そんなときこそ、スルースキル発動! スルーするのは決して無関心からではなく、お子さんを自己嫌悪から守るママたちの愛ゆえのようです。

その3 理解をして、認めてあげる!

『うちも中1でいろいろと文句を言うようになった。「疲れた、疲れた」ばっかり言って、「お茶!」、「もっとおいしいものないの?」と言うようになった。でも三者面談で「優等生で模範となる生徒です」と言われ、学校では無理しているんだと思った。だから多少のわがままは許している』

『家も反抗期だけど、外でちゃんとしてくれてればいいと思っている。よそのお母さんに「真面目でいい子」って言われてから、家では甘えているんだなと思うようになった』

『息子のことを、ママ友やご近所さんは口を揃えて「明るくて素直で礼儀正しい良い子」と言う。「あんなに素直で良い子いないよ」とも。「どこが???」と言いたくなるけど、子どもなりに外の顔があるんだろうなと思う』

家ではそっけなく反抗的な態度をとっている子どもたちも、学校など外の世界では真面目に頑張っているのかもしれません。ママに甘えることで、子どもたちなりに心のバランスを取っている場合もあるのでしょう。家庭内での態度だけではなく、先生や近所の人の話を聞いてみると、お子さんの新たな一面を発見できるのではないでしょうか。

反抗期を振り返ってくれたママたち

『うちの娘も小6からピークで泣きたいぐらい毎日つらかった。いろんな先輩ママに相談した。でも中1の途中からガラッと変わって落ち着いたので、こんなに穏やかな日が戻ってくるならガミガミ言ったり、イライラしたりするんじゃなかったなぁと後悔とかもしたりする。今、中2であの頃の話をするけど、本人もどーしたらいいのか分からなかったって。「毎日悲しくもないのに、つらくもないのに寝る前に泣いていた」と、今だから話をしてくれる』

『うちの息子も荒れて酷かったよ。二言目には「ウザイ! くそばばぁ」だったよ。本当に一緒に死のうかと思うぐらい。そんなときに私が倒れて真っ先に飛んできたのが息子。それからは徐々に落ち着いて今は真面目に働いている。たまに思い出話して笑ってるよ』

反抗期を振り返ると親だけではなく、お子さん自身もどうしたらよいのか分からず悩み苦しんでいたという体験談もありました。荒れてばかりのお子さんと一緒にいると、ママ自身も毎日がつらく大変で、明るい未来を想像することができないかもしれません。ですが時間が経ってみると、反抗期をお子さんとともに思い出話にできるママがたくさんいることも事実のようです。お子さんとママのお互いにとって最良の方法がみつかり、1日でも早く明るい未来が訪れることを願っています。

文・荻野実紀子 編集・井伊テレ子

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
反抗期、もう本当にしんどい。