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「シャンプーハット」がリニューアル!これで水嫌いを卒業しよう!

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ママたちも子どものころにお世話になったであろう「シャンプーハット」。使用したのは顔に水がかかることが怖い幼児のころだったかもしれません。自分がママになり我が子が水を怖がる様子を目にして「そういえば「シャンプーハット」というものがあったっけ……」と、思い出した人もいそうですよね。

そんな「シャンプーハット」は発売から2019年で50年! なんとこのたび初のリニューアルを果たしました!

発売から50年。はじめてのリニューアル!

水が顔にかかることを怖がる子どもたちの救世主、「シャンプーハット」。3世代に渡り使われてきた中で、じつは最近は使用者が減少傾向にあったそうです。その理由をアンケート調査した結果が、こちらのグラフです。
sub2トップの「嫌がる(19%)」は仕方がないにしても、子どもが「使い続けることがイヤ(10%)」という声もあったそうです。これは理由のひとつにも挙がっている「水に慣れてほしい(9%)」にも、大きく関係していますよね。いつまでも水を怖がって「シャンプーハット」を使うのではなく、水を怖がらないようになってほしいと考えるママたちが少なくないというわけです。

そこで考えられたのが、これまで水から子どもを「守る」ものであった「シャンプーハット」を、「水嫌いを楽しく克服していく」ものにするという新コンセプト。ステップ順にご紹介しましょう。

【ステップ1】顔に水がかからない!

ファーストステップは、水から顔を守ること。「うーたん」マークの▼シールにおでこを合わせると、顔に水かかかりません。楽しくシャンプーができますね。
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【ステップ2】水に近づこう!

次にちょっとだけ水に慣れていく段階へ。「ワンワン」マークの●シールにおでこを合わせると、水がポタポタとしずくになって落ちてきます。ちょっと怖いけれど、これくらいならガマンできるかも?
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【ステップ3】水に慣れよう!

「ワンワン&うーたん」マークのシールに、おでこを合わせます。大きめの穴から、顔に水が流れてきます。少しずつ慣れていけば、水嫌いも卒業できそうですね!
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親子3世代に渡り愛される商品が、ついに進化!

ところで、なぜ50年ものあいだ一度も形状が変わらなかったのか。その理由がわかりますか?

50年前の日本では、お風呂にシャワーが備わっていることはまれでした。お湯を洗面器からかぶってシャンプーしている家庭が大半で、水流のコントロールがしにくいぶんシャンプーが目にしみたそうです。「シャンプーハット」開発のきっかけは、洗髪を嫌がる我が子の様子を見た担当者が「シャンプーがたれてこないような帽子を作ってみよう」と思いついたことだったそうです。商品の形は水の重みに耐えられるよう、トタン屋根(!)の形を参考にしたもの。丸くくり抜かれた頭部のフチも水が入ってこないよう、何百人もの近所の子どもたちの頭をメジャー測定した結果の広さだったとか。
これまでリニューアルが考えられなかったのは発売当時の形状が、考えつくされた結果=完成度が高かったためといえそうです。それゆえ商品のグレードアップは、歴代の担当者の念願でもあったのだとか。

水から「守る」ものから、「水嫌いを卒業するため」のものに進化をとげた「シャンプーハット」。我が子のシャンプータイムに悩んでいるママは、ぜひチェックしてみてくださいね。

【商品概要】
製品名:『ピップ ステップ!シャンプーハット』
発売日:2019年9月24日
希望小売価格:オープン価格
発売元:ピップ株式会社

文・鈴木麻子 編集・しのむ

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