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ママたちが望むのは「自由研究」より「お手伝い」。夏休みの宿題調査

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小学生の子どもたちにとって1年間で最大のお楽しみのひとつといえそうなのが、夏休みではないでしょうか。たっぷりとある時間を使って思い切り遊んだり、ゴロゴロしてみたり。毎日を自由気ままに過ごせるのが魅力ですよね。でも夏休みは遊んでばかりもいられません。そう、宿題があるからです。
「夏休み」といえばセットのようについてくる「宿題」。先日、夏休みの宿題に関するとあるアンケート調査の結果が発表されました。子どもたちにとっては少々重荷かもしれない宿題ですが、果たしてママたちはどんなふうに考えているのでしょう?

子どもが苦労する宿題のトップは「読書感想文、作文」

調査結果を発表したのは子どもとのお出かけ情報サイト「いこーよ」を企画運営する「アクトインディ」。12歳以下の子どもをもつ全国の保護者を対象にしたものです。

地域によって、あるいは学校によっても出される宿題の種類は微妙に違っているようです。まずは昨年(2018年)子どもが小学生だった保護者に、夏休みの宿題としてどんなものが出されたのかを聞いています。
sub19割近くが挙げたのは、やはりというべきか「問題集、ワーク、ドリル(88%)」。昔ながらの定番である「自由研究(70%)」「読書感想文、作文(69%)」「日記(絵日記)(68%)」も多くありました。意外に少なかったのが、朝顔などの「観察記録(29%)」や「楽器練習(25%)」。習っている内容の学年ごとの違いや、夏休み明けに発表会が控えているなど、学校ごとの事情もありそうです。平均すると5.9種類だったそうで、やはり長期休みならではのボリュームがありますね。

その出された宿題の中で、昨年子どもが苦労したものについても尋ねています。
sub2ママが自分の小学生時代を振り返れば想像がつきそうですが、トップはやはり「読書感想文、作文(34%)」。読書が苦手な子であれば、まずは本を読む段階から苦労をしそうです。次点は「自由研究(24%)」。こちらも最初の段階として、テーマを見つける難しさがありますよね。
学習に直結する「問題集、ワーク、ドリル(12%)」は少なめでした。決まった答えがある問題を解いていく宿題のほうが、自身の創意工夫が問われる宿題よりも比較的ラクなのかもしれません。

夏休みの宿題は「必要」!勉強する習慣を忘れてほしくない

さて結局のところ、子どもたちの夏休みの宿題は必要なものなのでしょうか? 「総合的に、夏休みの宿題は必要だと思いますか?」という質問に対する保護者の回答は、「絶対に(32%)」と「どちらかといえば(53%)」を合わせると「必要だと思う」派が85%。一方の「必要だと思わない」派は、「あまり(13%)」と「まったく(2%)」を合わせて15%と少数でした。

それぞれの理由をみてみましょう。
sub4「必要だと思う」保護者の理由のトップは、「勉強する習慣がなくなるから(79%)」。さらに「習ったことを忘れてしまうから(62%)」も多くいます。学校での授業がなくても、なにかしらの形で子どもに勉強を継続してほしいと考えるわけですね。さらに「子どもが時間をもてあますから(41%)」も、少なくありません。暇つぶしのために勉強……というのも妙な感じですが、なにかしらやるべきことがあるほうが生活にメリハリがつきそうです。

「必要だと思わない」保護者の理由は、こちらになります。
sub5「自分の関心のあることに時間を使ってほしいから(69%)」が、トップです。決められた課題をこなすのではなく、自分の興味を自由に伸ばしてほしいという保護者の思いがわかります。

種類ごとに「夏休みの宿題として必要だと思うか?」についても聞いています。
sub6必要性を感じる最多は「問題集、ワーク、ドリル(90%)」でした。宿題自体の必要性を「勉強する習慣を忘れないため」と回答した保護者が多いことからも、これは納得ですね。
注目すべきは、第2位が「家の手伝い(85%)」だったこと。ふだんは学校や宿題で忙しい小学生が家のことに目を向けられるのも、たっぷり時間がある夏休みだからこそなのかもしれません。以下「運動(79%)」、「健康、生活習慣(77%)」などは夏休みでなくてもできることのように思えますが、勉強と同じようにふだんと同じ生活ペースを保ってほしいと考える保護者が多いのでしょう。
定番でありながら意外に少なかったのが「自由研究(58%)」と「読書感想文、作文(55%)」でした。子どもが苦労しているのを見ているだけに……という理由も考えられますが、それ以上に保護者がヘルプを求められるせいもありそうです(笑)。

ことしの夏休みも、宿題にまつわるたくさんのドラマが生まれそうですね。ママたちは今からその覚悟を決めておいたほうがいいかもしれませんよ。

【「夏休みの宿題に関するアンケート」調査概要】
対象者:12歳以下の子どもをもつ、全国の保護者769名
調査機関:2019年5月7日〜6月3日

文・鈴木麻子 編集・しのむ

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