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雨の日は外で遊べない!家の中でも子どもを退屈させずに済む絵本6選 #ママの悩みに寄り添う絵本

てるてる坊主

雨の日は外で遊んだり、でかけたりする機会が減ってしまいますよね。家の中では遊びの幅をもたせることができず、退屈な時間を過ごすことになることも。ママたちは子どもと一緒に遊んだりテレビやビデオを鑑賞したりして、なんとかやりくりしているのではないでしょうか?

雨の日は家でどう過ごす?ママたちの悩みとは

『基本的にはDVDを見せているけど、それももう飽きてしまったみたいでネタがありません』

『DVDを見たりブロックで遊んだりして、あとはゴロゴロしてひたすら昼寝』

『うちの1歳児も毎日外行きたい子だから雨の日はやる事なくて困る』

雨の日を子どもと一緒に家でどう過ごすかを悩んでいるママは多いようです。公園にはもちろん行けないし、児童館までの道のりも遠く感じます。雨の日に子どもと一緒にでかけるのは一苦労ですよね。家でゆっくり過ごしたいところですが、テレビやビデオ鑑賞も長続きしませんよね。

そんなときこそ親子で絵本を読みながら楽しんだり、スキンシップを取ったりする時間を作ってみてはいかがでしょう。

雨の日に読みたい絵本6冊をご紹介します。

空に浮かぶ雲が洗濯できる!?絵本『あめふり』

 

ばばばあちゃんと一緒に暮らしているこいぬとこねこは、雨がやまずに困り顔。ばばばあちゃんは雲の上にいるあめふらしさんに「からっとした天気にしておくれ」とお願いをしますが、あめふらしは土砂降りの雨を降らせたり雷を鳴らしたり大暴れ。怒ったばばばあちゃんは「そんなに いじわるをするんなら、こっちにも かんがえが あるよ」と言って、あめふらしに立ち向かっていきます。

読み聞かせとスキンシップで楽しんでみては?

雨の日は洗濯物が乾かなくてジメジメするので、ばばばあちゃんの気持ちが(洗濯を担う人にとっては!)よくわかります。ばばばあちゃんはある作戦であめふらしを困らせるのですが、雨雲を洗濯したり絞ったり乾かしたり……。現実の世界では想像もし得ない展開ですが、絵本に沿って洗濯しているところはぐるぐる回ったり、絞るところでは親子でぎゅーっとし合ったりしてスキンシップをとりながら読み進めるのも楽しいですよ。

『あめふり』
■作・絵:さとうわきこ
■発行所:株式会社 福音館書店
■価格:900円+税

行きたい場所に行ったつもりで楽しめる絵本『あめの ひ だいすき』

外は雨降り。5匹の子うさぎたちは外に出られず、退屈していました。すると子ウサギのニッキーが「みんなで、さばくに いこうよ!」と言い出します。その他にも山やジャングル、南極や宇宙などに行ったつもりになりながら親子で過ごします。

砂漠や宇宙には行けないという大人の発想をよそに、子どもならではの想像でその世界観に浸りながら楽しいでいる様子が印象的な1冊です。子どもならではの無理難題やあり得ない設定もありますが、それがまた想像力をかきたてる楽しい時間になるかもしれませんよ。

『あめの ひ だいすき』
■作:バレリー・ゴルバチョフ
■訳:那須田 淳
■発行所:ノルドズッド・ジャパン株式会社
■価格:1,400円+税

赤ちゃんとママ次第で自由に楽しめる絵本『あめふり』

赤ちゃんのうちから絵本に触れる機会を作りたいママもいますよね。こちらの絵本は文章は最後の1フレーズのみで、あとのページは庭先で見かける動植物が雨とともにシンプルに描かれています。赤ちゃんに絵本を見せながら、動植物の名前を教えてあげたりママがお話を作ってあげたりして自由に楽しむことができますよ。

『あめふり』
■作・絵:まついのりこ
■発行所:偕成社
■価格:500円+税

庭先にある空間にほっこり!絵本『はっぱのおうち』

庭先でさちが遊んでいると雨が降り出しました。主人公の女の子、さちは慌てることなく”はっぱのおうち”で雨宿り。するとそこへ虫たちもやってきて、雨が止むまでのひとときを一緒に過ごすことになります。さちが虫たちに声をかける様子に、ほのぼのした気持ちになる1冊です。

『はっぱのおうち』
■作:征矢清
■絵:林明子
■発行所:株式会社  福音館書店
■価格:900円+税

おつかいに行けるのはいつ?絵本『おつかい』

雨が降っているのにお母さんにおつかいを頼まれた女の子。足や服が濡れてしまうことが心配で、なかなかおつかいに出かけられません。女の子が心配なことをすべてクリアできる準備が整ったところで、やっと出発してみたのはいいけれど……。「そこまで心配する?」と思わず言いたくなりますが、最後は思わずクスッと笑ってしまうようなお話の展開には病みつきになります。

『おつかい』
■作・絵:さとうわきこ
■発行所:株式会社 福音館書店
■価格:1,100円+税

おじさんがいつ傘を使うのか気になる!絵本『おじさんのかさ』

主人公のおじさんは、黒くて細い立派な傘を持っていました。出かけるときはいつもその傘を持っていましたが、濡らしてしまうのが嫌で使ったことがありません。おじさんが公園のベンチに座ってひと休みしていると、小さな男の子と女の子が歌を歌いながら帰っていきました。その歌を聞いていたおじさんもつられて歌を歌いながら、傘を開いてみるとあら不思議。あちこちから雨の日ならではの楽しい音が聞こえてくるではありませんか! おじさんの表情や行動の変化にも注目しながら読み進めてみてくださいね。

『おじさんのかさ』
■作・絵:佐野洋子
■発行所:株式会社  講談社
■価格:1,400円+税

雨の日に読みたい絵本親子で楽しめる
雨の日には雨の日の楽しみ方があると、気持ちも楽になりますよね。家の中で過ごしていてやることがなくなってしまった! というときには、親子で絵本という共通のアイテムで楽しみの幅を広げてみませんか?

文・藤まゆ花 編集・しらたまよ

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