いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

life

どんな説得も響かない高齢ドライバー。義父に運転をやめさせるには

pixta_49390492_M

高齢になり判断力が鈍っても運転をやめようとしないドライバーが少なくないようです。大きな事故が起きるたび問題点が議論されるものの、有効な解決策はいまだに見つからないままといえるでしょう。
ママスタBBSにあがったのは「義父に運転をやめさせたい」という投稿です。実父ならどんなに口論になっても本音で伝えられる気持ちが、義父ではそうもいかないこともジレンマになっているようです。

「”足”がなくなる」「まだだいじょうぶ」耳を貸さないドライバー

投稿を寄せてくれたママの義父は、60代前半。前回の免許更新直後足に障害を負い、今は歩くことすらおぼつかないのに運転をやめようとしないのだそうです。

『義母は長年ペーパードライバーなので自分で運転するのが怖く、足が悪い義父に運転させ生活の足にしています。ダンナは自分の親のことなのにどこか他人ごとで、私があれこれ言うたびケンカになります。「生意気な嫁と思われても、誰も言わないので私から言います」と義父には何度もお願いしていますが、聞く耳なし。これだけ言っても聞かないのだから何が起きても自業自得ですが、事故の加害者にでもなれば私たちの人生まで狂います。本当に怖い。どうしたらいいのでしょう?』

どんなに説得しようとしても、義両親とダンナさんはスルー。ダンナさんはひとりっ子だそうで、相談できるような親しい身内もいないとか。

高齢者ドライバーによる事故は、社会問題にもなっていますよね。同じような経験を持つママたちからは、共感の声がたくさん寄せられました。

『うちは実父ですが「買い物に行けなくなるから」と、聞く耳を持ちません。自分だけは大丈夫と思っているよう。困った問題です。私もそうしたニュースを観るたび怖くなります』

『うちも祖父から免許取り上げるの、大変だったなー。祖母が生きてたころは「だいじょうぶ、だいじょうぶ」って、どんなに説得しても免許返納してくれなかった。祖母が亡くなってから残された人生のことを考えてくれたようで「なにかあれば母や私が運転して足になる」って約束で、返納してくれたよ。強制的に返還させるか、教習所の高齢者講習みたいの受けさせたら? 家族がお願いしたら落としてくれるシステムがあればいいのにね……』

『うちの義父も70歳を過ぎても乗るのをやめず、ダンナも「別にいいんじゃない?」って感じだった。なのでポソッと「じいが事故って誰かをひき殺しちゃったら、うちの子たちは犯罪者の孫か。ここからも引越ししないとダメだね、誰も知らない土地に……」って言ったらダンナが速攻で動いて、ちょうど車検だったから車を売っちゃった。そのかわり、今は買い物とかに毎週末連れて行っている』

高齢になってもなかなか運転をやめられないのには、買い物などに行く”足”がなくなること、「自分だけは大丈夫」という過信があることなどが理由とされているようです。

思いつくかぎりの提案はしてみたけれど、効果なし

悩む投稿主さんへのアドバイスも、もちろんありました。

『自分たち夫婦が足になればいいんじゃない? 病院やお出かけの送迎、買い物にもつきあう。我が家はそれでいきなり電話が来るけど、難しいときはタクシー代を出してあげている』

『うちも事情から免許更新のときに返納してほしくて、警察に相談した。「返納させる権限はないけれど、話してみます」と言ってくれて、返納することができたよ。うちはけっこう近所に住んでいるから、買い物などにも連れて行けるし』

『うちは配偶者も含めた子どもたちで話し合って、車のカギを取り上げたよ。なにかあってからじゃ、遅いもんね』

『やっぱり息子であるご主人を説得して、しっかりお義父さんに言ってもらいましょう。私の父にはいろいろな高齢者の事故を引き合いに出して、免許返納してもらいました。今はそうしたニュースを目にするたび「返納してよかった」と言っています』

『うちは「エンジンから異音がする」と嘘をついて、車屋さんに持っていったよ。そのまま預かってもらってた。その後は車のことを言われるたびに、適当な嘘を話しています』

『自分の孫が高齢者ドライバーにひき殺されたらどう思うか、聞いてみたら? 加害者になる可能性があること、不謹慎だけど「同乗してる義母も亡くなるかもしれないよ」とか』

ただ、こうしたアドバイスはすでに投稿主さんも検討済みなのだそうです。息子夫婦が足になるという案に対しては、「家が少し離れているのに、いちいち頼めない」と返される。息子であるダンナさんを説得しようにも毎回夫婦ゲンカになり、「説教するな!」とキレられる。どうにも八方塞がりのようです。

最終的には離婚もあり?他人ごとではない問題

そうした状況を受けての、さらに踏み込んだアドバイスも。

自分以外の誰かが送迎してくれるメリットを体験させる

『そこまで心配なら、同居や送迎を覚悟するしかないと思う。起きるかどうかもわからないことを注意されても、実際に起きるまで信じないのが人間。メリットがないのに、便利な車を手放すわけがないじゃない。私の夫はよく物損事故を起こしていたけど、交通の便が悪いところに住んでいたから運転をやめさせるのが大変だったよ。私が送迎しているうちに、「もう、いいかな」と思うようになったらしい。まずは送迎したり、いっしょにタクシーに乗ってあげたら? 経験していないことを言われても、ピンとこないと思うよ』

足の主治医か警察に相談する

『歩いてる姿を動画で隠し撮りして、警察署の相談窓口に行ってみたら? 警察の人がヤバイと思うぐらいの状態だと、直接本人に話をしてくれたりするよ。本当は足の障害を診ている主治医に相談して、やめるようにうながしてもらうのが一番なんだろうけど』

状況を理解してもらうため旦那さんをお義父さんが運転する車に乗せてみる

『多少強引でも、ダンナさんに一度何も言わずお義父さんの車に乗ってもらって、本当にだいじょうぶなのか確認してもらったらどうでしょうか? うちの父もそうですが歳を重ねてガンコになると、家族の言うことなんてまず聞きません。なので親子ドライブで実地検定するのが一番かと』

最後の手段……。離婚する

『最終手段ですが「父親が被害者、加害者になってもかまわないんだね? 莫大なお金を払う羽目になってもいいんだね? 今以上の介護が必要になってもいいんだね?」とダンナさんにしっかり伝え、それでも動かずにうとましがるようなら別れるのもありじゃないでしょうか。他人になればあなたが気に病む必要はなくなります』

これは車を運転する両親(義両親)を持つ人であれば、遅かれ早かれいつかは直面しなければいけない問題かもしれません。いつかやってくる”そのとき”のためにも、どうすればいいのかを家族みんなでいっしょに考えてみてはいかがでしょうか。

文・鈴木麻子 編集・しのむ

関連記事

まさか祖母が逆走するとは……田舎の高齢者ドライバーが抱える葛藤
田舎では高齢者の車が逆走してくるのをよく見かけます。たいていは低速で走行していて、そのうち自分で気がついてそっと方向転換していきますが……。世の中で起きている高齢者の事故が、逆走が原因であることも...
子どもを危険から守りたい!ママたちが考える登下校時・下校後の「子どもの安全対策」とは
小学生以上の子どもを持つママたちは、平日毎朝、子どもたちを学校へ送り出しますね。ママたちは常に「子どもたちが今日一日、無事で元気に過ごしますように」と心の中で願っているのではないでしょうか。悲しい...
ウチのおばあちゃんが追突事故!そのとき家族は…
ここ最近毎日のようにニュースで流れる高齢者ドライバーの運転事故、被害にあわれた方にはお悔やみを申し上げます。同時に、加害者になってしまわれた高齢者の方と、そのご家族の気持ち…ヒトゴトではないよ...
参考トピ (by ママスタジアム
義父に運転やめさせるには