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かわいかった娘が「キモい」。悩めるパパに捧ぐ”娘トリセツ”本

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娘が思春期に入ったとたん、「なにを考えているのかわからなくなった」と感じることはありませんか? ママであれば同じように成長してきた女同士、なんとなく「こんな気持ちでいるのかな?」と想像もつきますが、パパとなるとそうもいきません。パパ自身は変わっていないつもりでも、なにかといえば娘に「パパ、キモい」と言われてしまったり……。もしや、ひそかに悩んでいるかも?
ママからそんなパパにそっと差し出してあげたいのが、心理学博士・小野寺敦子さんの新刊『パパのための娘トリセツ』(講談社)。いつまでも娘に「大好き!」と言ってほしい”パパのためのバイブル”と、今話題になっているそうです。

娘にとってのパパは、異性としてのロールモデル

小さなころは「パパ大好き!」「パパのお嫁さんになる!」と、無邪気に駆け寄ってきてくれていた娘さん。それが思春期になると、まるで別人のように! 「大嫌い!」「キモい」と言われ、落ち込んでいることもありそうです。「あんなにかわいかったのに」と、嘆いているパパも少なくないですよね。

2018年11月に発表された『パパのための娘トリセツ』は、タイトルどおり娘の幸せを願うパパのための、娘の”取扱説明書”です。幼児期から思春期、成人期までの女の子の精神的成長を、発達心理学をベースに解説。先日”1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」”で、著者である小野寺さんのインタビュー動画が公開されました。

女の子にとって”生まれてはじめて出会う異性”は、ほとんどの場合がパパ。
小野寺さんによれば、

「最初はラブラブ期、次にイヤイヤ期になり、20歳くらいになると『パパも、そういうものなのかなぁ』と。自分の仕事を考えるようになると父親に相談してアドバイスをもらうなどして、ちょっと見直すようにもなります。さらに高齢になってくると、『お父さんって、かわいそうだね』ということも」

母娘関係に比べ、父娘は一生のあいだに関係性が変化していくのが特徴なのだそう。

「娘にとって母親は絶対的に愛着の対象だと思うのですが、父親は異性としてのモデル。そこがキャリア面や結婚観にも、影響を与えます」

思春期の娘に「太ったね」「よく食べるな」はNGワード!

パパが娘との関係に一番悩むのが、思春期=イヤイヤ期ではないでしょうか?
小野寺さんはこんなアドバイスをしています。

「小学校高学年くらいになり第二次性徴がはじまると、女の子はちょっとふっくらしてくることも。そんな様子を見たパパが「最近太ってきたんじゃない?」「よく食べるなぁ」なんて、つい言ってしまう。娘さん本人も気にしていることでしょうから、悪気はなくてもかなり傷つきます。
思春期って、親との関係が難しい時期だと思うんです。でもそこをうまく乗り切れば、中学高校と進んでもパパとの関係性は悪くならないんじゃないかなと思います」

「うまく乗り切る」ひとつのヒントとして、「家族間の重要なことは、パパが主導すること」をあげています。

「ひとつの例が、スマホです。スマホのように重要なものを子どもに与えるときは、ママではなくパパ主導で決めたほうがよいと思います。それによって娘が『パパっていろんなことをしっかり考えているんだな』と、感じられると思うんです」

休みになるとゴロゴロしていたり、「ちゃんと片づけて」とママに注意されていたり。パパのだらしないところ、情けないところをふだんは目にする機会が多かったとしても、「やっぱり、大切なところはパパが頼りになる」と娘さんに思ってもらえるわけですね。

『パパのための娘トリセツ』には娘さんとパパの関係が今どこにあるのか、今後どうなっていくのかがわかる「トリセツ早見表」もついているそう。パパに読んでもらうことで、もしかしたらピリピリしている家庭内のムードが変化してくるかもしれません。気になる方はチェックしてみてくださいね。

『パパのための娘トリセツ』(監:小野寺敦子/講談社)定価:本体1,300円(税別)
本TUBE編集部×小野寺敦子さんインタビュー動画はこちらから

文・鈴木麻子 編集・木村亜希

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