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2020年度から実施予定!大学入試センタ―試験に代わる「大学入学共通テスト」何が変わるの?

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大学へ入学するための基本的な学力をはかるテストのことを正式名称では「大学入試センター試験」、通称センター試験と言います。「大学入試センター試験」の前身となる「共通一次学力試験」が1979年にスタートし、1990年からは「大学入試センター試験」へと移行されました。その後受験科目の削減や受験機会の複数化がはかられるなど、改革を経ながら2019年1月も実施される予定となっています。ただ、

『マークシート式問題における知識の深い理解と思考力・判断力・表現力を重視した作問への見直し、記述式問題の導入、英語4技能評価にかかる民間の資格・検定試験の活用など』

を目的として、これまでの「大学入試センター試験」に替わる「大学入学共通テスト」の導入が検討されているのです。

どのようなところが変わるのでしょうか? 先日、試行調査(プレテスト)が行われました。

「大学入試センター試験」の現状とは

現在の「大学入試センター試験」について簡単にみていきます。ママたちの中には学生時代センター試験を受験したことのある方もいらっしゃるでしょう。

科目は、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語の6科目です。ひとつの科目のなかでさらに細分化されたテストを受験します。自分が志望する大学を受験するために必要な科目を選択し、受験することになります。

これらの試験は複数の選択肢から答えを選ぶ「マークシート方式」です。また英語ではリスニング問題が出題されます。

大学入学共通テストで試行されていること、出題教科・科目は?

平成が終わり新たな元号で迎える「大学入学共通テスト」。「大学入試センター試験」からどのように変わるのでしょうか。

独立行政法人大学入試センターから発表された資料 「大学入試センターにおける新テスト(「大学入学共通テスト」)の検討・準備体制について」によると、「大学入試センター試験」から大きく変わるのは、国語と数学における記述式問題の導入英語4技能評価(読む・聞く・書く・話す)です。

国語などを記述式の問題にすることによって、考えをまとめたり、相手が理解できるよう根拠に基づいて論述したりする思考力・判断力・表現力を評価することになるのだそう。マークシート問題も思考力・判断力・表現力を重視した内容となる予定です。また英語は高等学校学習指導要領でバランスよく育成することが求められている「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を適切に評価する形へと変更されます。英語については民間の試験を活用しようとする動きもあります。

2018年に行われた試行調査に対する受験生の声とは

2018年11月には「大学入学共通テスト」の試行調査が行われました。問題は独立行政法人大学入試センターのサイトに掲載されています。たとえば国語を見てみると、第1問に記述式の問いが登場しています。第2問は問題文や図表だけで7ページにもわたっていました。

受験生からは、”問題文が長い”、”難しくなった”といった声が上がっていたのだとか。これまでマークシートに印をするだけだった解答方式に慣れている学生にとっては、記述式の解答方式には戸惑いがあるかもしれませんね。

「大学入学共通テスト」の本格的な導入は2021年1月から。記述式に慣れておく必要があるかも

「大学入学テスト」が実施されるのは2020年度(2021年1月)からと予定されています。ただ一部ニュースでは、「大学入学共通テスト」を導入したいと考えている大学は大学全体の7割にとどまっている、という報道もあります。今後試行調査の結果を受けて、本格的な実施までに「大学入学テスト」は改良されていくのではないでしょうか。

子どもの大学受験を考えているママは、「大学入学共通テスト」の続報を今後も引き続きチェックして備えておきたいところですね。

文・しのむ 編集・しらたまよ

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