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自分の風疹の危険度を無料でチェック!抗体検査も無料で受けられるかも?赤ちゃんを守るために知っておきたい風疹のこと

プリント風疹とは、風疹ウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症のことです。過去、2012年から2013年にわたって日本で風疹が大流行したことがあったので、記憶に新しい方もいるのではないでしょうか。

2013年に風疹が流行したとき、国立感染症研究所には45名の先天性風疹症候群の報告があったそうです。先天性風疹症候群とは、妊婦さんが風疹に感染したことによって胎児に風疹ウイルスが移行してしまい、胎児に心疾患や難聴、白内障を引き起こすものです。

風疹は予防接種を受けることによって予防できる病気のひとつです。ただ、自分に風疹の抗体があるかどうかは検査をしてみないと分かりません。検査を受ける前に無料で自分が風疹にかかりやすいかどうかの危険度をチェックできるサイトが登場しました。それがNHKが管轄する「ストップ風疹」です。

無料で風疹の危険度をチェックできるサイト「ストップ風疹」

「ストップ風疹」は、大人や子どもだけではなく胎児も風疹ウイルスから守るために、企業や医療関係者、マスコミが連携しながら風疹に対する世間の知識を深め、予防接種などの必要性を訴えていこう、とする活動です。

トップページでは、個人の年齢から風疹の危険度(抗体を保持している可能性が高いかどうか)を判定してくれます。

筆者は1978年生まれの女性です。この条件を入力すると

『あなたは「要注意」です』

と表示されました。理由も詳しく説明されています。

『1962年4月2日~1979年4月1日生まれの女性

この世代の女性は、中学生の時に学校で1回、集団接種が行われていました。 接種率が高かったものの、時間の経過とともに抗体が下がっている可能性があります。 特に妊娠を希望する方は、予防接種や抗体検査を検討してください』

2013年の風疹が流行していた時期、筆者は息子を妊娠していました。妊婦健診のときに血液検査をしてもらい、抗体がじゅうぶんにあることがわかったのですが、主人は筆者の妊娠中、風疹が流行したニュースが流れるとすぐに風疹の抗体検査に行ってくれました。結果、主人も風疹の抗体の値がじゅうぶんにあることが分かったのです。

風疹の抗体検査の内容と、抗体検査の対象となる年代とは?

風疹の抗体検査とはどのようなことをするのでしょうか?

風疹の抗体検査は血液検査によって行われます。 お住まいの自治体によっては風疹の抗体検査を受けるにあたって補助を受けることも可能(補助を受けられる条件は自治体によって異なります)。神奈川県、埼玉県の風疹抗体検査を例に紹介していきます。

風疹抗体検査を受けられる人(神奈川県の場合)

神奈川県で風疹抗体検査を無料で受けられる人は、妊娠を希望する女性とそのパートナー、風疹の抗体価が低い妊婦のパートナーとなっています。パートナーとは配偶者のほか、事実上の婚姻関係と同様の事情にある方も含むそうです。過去に風疹の抗体検査を受けたことがある、あるいは風疹の予防接種を受けたことがある、風疹に罹ったことがある方は対象外となっています。

風疹抗体検査を無料で受けるための手続き(神奈川県の場合)

神奈川県で風疹抗体検査を受けるときは、風疹抗体検査を受けられる医療機関に行き、「神奈川県風疹抗体検査」を受けたいと申し出て検査の予約をします。予約日時に医療機関に行き、神奈川県風疹抗体検査専用の申込書を記入して風疹抗体検査を受けると、窓口での支払いは無料となります。「神奈川県風疹抗体検査」を受けたい、と申し出ない人は無料とはならないので注意が必要です。

風疹抗体検査を受けるとき自治体から補助が受けられる期限が設定されている自治体も

補助を受けられる期限が設定されている場合もあります。たとえば埼玉県が設定している期限は平成31年2月28日までです。

 

風疹抗体検査を受けるとき自治体の補助が受けられるかどうかはを知りたい方は、お住まいの自治体に問い合わせてみてくださいね。

まずは自分の風疹の危険度をチェック!予防できるはずだった病気で悲しむ人がいなくなりますように……。

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妊娠がわかったあとでは、風疹の抗体検査を受けることはできても、風疹の予防接種を受けることはできません。胎児に影響があるかもしれないからです。妊娠する予定もないし、妊娠する予定がある家族はいない、という場合でも風疹に罹ってしまったとき、抗体の値が低い妊婦さんに感染させてしまう可能性もゼロではありません。”自分ひとりくらい問題ないだろう”などと軽く考えず、まずは自分の風疹の危険度をチェックし、抗体検査を受けましょう。予防できるはずだった病気で悲しむ人がいなくなりますように。

文・しのむ 編集・しらたまよ

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