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2018年9月から「住宅ローン金利」が引き上げ。家計への影響は?

pixta_23071930_M2019年の入学、入園などのために、住宅を購入する人が増えてくる時期。そんな中、2018年9月分から、三菱東京UFJ銀行、三井住友信託銀行、みずほ銀行が住宅金利ローンを5カ月ぶりに引き上げることが決まりました。家計への影響はどのくらいあるのでしょうか? 今後、住宅購入を考えている人は予定を早めたほうがいいのでしょうか? 不動産コンサルタントの前田浩司さんにお話を伺いました。
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住宅ローン金利が上がったら、支払額はどのくらい上がるの?

――2018年9月分から住宅ローン金利が上がると発表がありましたが、実際にどのくらい上がるのでしょうか?

三菱東京UFJ銀行は10年固定型の最優遇金利を年0.90%に、三井住友信託銀行も年0.80%、みずほ銀行は年0.90%に上がります。三社ともそれぞれ0.05%の上昇です。

――実際の支払い金額は、どのくらい変わりますか?

金利が0.05%上がった場合、35年ローンで3000万円借入があったとします。たとえば0.85%だった金利が0.9%に上昇した場合、月々の支払額は690円、35年間分で考えると28万9824円上がります。ただこれは、先々の金利が変動しないと仮定しておりますので、確定ではありません。家計への影響という意味では、月々の返済額はほとんどないものの、総額で考えたら29万円近く出費が増えることになります。

金利上昇は今後も続く?

――この先も金利が上がる可能性はありますか?

金利が上がる可能性はありますが、今すぐに上がるということは考えにくいと思います。というのも、住宅ローン金利が上がってしまうと、不動産市況が冷え込む可能性が高くなります。また、2019年10月から消費税を10%にアップする時期に、一番大きな買い物となる住宅のローン金利を上げてしまうと景気にも悪い影響を及ぼすことになります。 そういう点から一気に上がることはないのかと思います。

――固定金利が上がると、「次は変動金利が上がるかも?」と心配になります。

「先々、金利の上昇が心配」という場合は、支払い額が確定している「フラット35」という商品の固定金利でローンを組むのが良いと思います。 当初の金利は、変動金利と比べると高くなりますが、先々のライフプランは立てやすくなります。

焦りは禁物。まずは家族でしっかり話し合ってから購入検討を

――消費税アップに金利上昇と聞くと「家を買う時期を早くしたほうがいいかな」と思ってしまいます。

購入に関しては、焦らず、ライフプランにあった物件選びをしていただきたいと思います。マンションか戸建てか、どんな地域で子育てをしたいのか、園や学校までの距離や通学路、放課後の遊び場なども含めて、ご家族でしっかりと話し合ってから購入することをおすすめします。

 

取材、文・間野由利子 編集・山内ウェンディ

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