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避難場所は公共施設だけじゃない!?知っておきたい「民間マンション」の防災拠点としての活用法

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毎年のように日本列島を襲う、地震・台風・豪雨などの自然災害のニュース。自分の住む地域が被害にあったときを想定して、持ち出し用の防災グッズを準備しているママも多いかもしれませんね。いざという時、安全のために身を寄せる避難場所をチェックしておくことも欠かせません。
しかし小さい子どもを持つママたちは、子連れで移動することの大変さを考えると、避難をためらってしまいがち。避難場所に指定されている公共施設まで距離があり、子どもを連れてたどりつくことがなかなか困難だという場合もあるかもしれません。
自治体によっては、学校や集会所などの公共施設だけではなく「民間マンション」と災害時の協定を結び、緊急時に利用できる取り組みを広げています。道路に水が溢れていたり、倒壊物で道が閉ざされてしまったりしたとき、すぐ近くのマンションなら親子で駆け込むことができるかも? 今回は、もしものときにマンションを地域の防災拠点として機能させる、そんな取り組みをご紹介します。

マンションが地域の防災拠点として機能する!? 一体どんなふうに?

緊急時にマンションに避難するといえば、東日本大震災のときの津波を思い出すママもいるかもしれませんね。津波の大きかった地域では、近隣住民が高層マンションへ逃げ込んだことで命が助かったという事例もあったそう。しかし、マンションが災害時に活用され、多くの人の助けになったという例はそれだけではなかったようです。

一時的な避難場所として利用された

マンションにはロビーや集会所といった共用部分や、キッズルーム・ゲストルームなど住民のための共用施設が備えられています。震災時にはそのスペースが避難場所として利用される事例があったそう。地域の一時避難場所としたり、帰宅困難者を受け入れ宿泊場所とすることができたようです。

救援物資の受け取りや、水の配給場所として活用された

マンションの共用スペースは、マンションに住む世帯だけではなく近隣の人々へも救援物資を配布する場所として利用されたとのこと。また水道が断水してしまった地域では、マンションの受水槽に自治体が給水をし、そこから水を配布するかたちで近隣住民への臨時の給水所となったそうです。

地域住民に必要な情報が得られる場所となった

災害に遭ってこの先どうなるのか分からず不安なときに、必要となるのが情報です。そのためマンションの共用スペースの掲示板やホワイトボードを使い、収集した情報を伝達。それが近所の人々に共有され、大いに生活支援の役に立ったとのことでした。

マンションは身近な避難所になる! ママたちから寄せられた声

マンションを防災拠点として機能させる取り組みはさまざまな自治体で広まっているよう。ママスタBBSでも、こんなママたちの声が挙がっていましたよ。

『緊急時に避難所として指定されているマンションあるよね』

『新聞で見かけたわ。実際にあるみたいだよ、そういう協定を結んだ地域。震災の時も近所の人や帰宅難民を受け入れていたみたい』

『うちのマンションは地域の防災拠点っていうの? それに認定されてるから、備蓄もあるし、1~2階に避難所になるスペースがある』

『共用部分ならいいよね。トイレもあるし』

『キッズルームにはトイレもあるからそちらへどうぞ』

自治体が災害時の避難場所として認定するマンションは、多くの人が利用できるようなスペースや備蓄をあらかじめ備えています。避難所として貸し出された場合には、自治体が原状回復までの費用をもつため、そのマンションに住んでいる人たちの負担にはならないそうです。

子どもを連れたママにも助けになりそうな、こうした身近な「安心協定」は各地で実施されているとのことですよ。お住まいの自治体がどんな取り組みを行っているのか、ぜひチェックしてみてくださいね。

文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ

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