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ワンオペ育児をパパが体験!ママの苦労を実際に味わってみた結果とは

保育園のお迎え担当となっているママは、仕事が終わった後はバタバタとした時間を過ごしているのではないでしょうか?
仕事を効率よく仕上げ、保育園のお迎え時間に遅れないようにと急ぎ、帰宅した後は子どもの相手をしながらの料理・お風呂、そして就寝……。このような生活が毎日続くのですから、ヘトヘトになってしまいます。

ある程度するとバタバタの毎日にも慣れてくるものの、ときどき「もっと仕事したい」「友達と食事に行きたい」といったような気持ちがわいてくることもあるでしょう。そしてお迎えの時間に縛られないパパが羨ましくなってしまったり……。パパはそんな気持ちなど、気付いていないのかもしれません。

とはいえ、当事者のママになってみないと分からない苦労もあります。
一度パパにお迎え担当になってもらい、このタイトなスケジュールを体験してもらえば、ママの気持ちを分かってもらえるのではないでしょうか。

“保育園のお迎えを交代”にチャレンジした藤川さんご一家に密着した動画をご紹介します。

ご一家は夫婦共働きで、普段はママが仕事帰りに3歳の娘・穂乃ちゃんを保育園へお迎えに行き、買い物を済ませて帰宅後は夕飯を作るという流れが日常になっています。

ある日のこと、ママがパパにお願いをしました。

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ママ「明日お迎え代わってもらえないかしら?」

パパは突然のお願いに驚きながらも、「やれと言われればなんとかやってみるよ」と返事。するとママはさらに、平日は料理をしないパパに、

ママ「夕飯を作ってほしい」

とお願いをします。

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娘の穂乃ちゃんを巻き込んだママの巧みな作戦に、夕飯づくりまで引き受けたパパ。

パパの1日チャレンジが始まったのでした。

保育園のお迎え時間は厳守!なのに細かいところで手間取って時間ロス

無事17時に退社できたパパ。保育園のお迎えは時間厳守で、17時59分までに行かなければなりません。

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パパは会社を出たところまではよかったのですが、駐輪場内で自分の自転車を止めてある場所を忘れ、さらに「カギはどこ?」などと細かい部分で次々と手間取ります。

このちょっとしたロスが、イライラと焦りになってしまうんですよね……。

無事に穂乃ちゃんを時間内に迎えに行き第一のミッションがクリアとなったパパは、次に買い物へと向かいます。

子ども連れの買い物は一苦労!スーパーの外へ出ようとする子ども

パパと子どもの2人だけの買い物で、パパは苦労の連続。カレーに何の肉を使えばいいのか分からず悩んでいる間、穂乃ちゃんはスーパーからたびたび脱走しようとします!

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子どもはじっと待ってはくれません。食材に子どもの様子に、買い物の最中、親はあちこちに注意を払わなければならないのです。

子どもの世話をしながらの料理は悪戦苦闘!子どもの胃袋は待ってくれない

食材を購入し終えて無事パパと穂乃ちゃんは帰宅しました。早速パパはキッチンに立ちます。カレーの作り方をスマホで調べながら、順調な滑り出しを見せた……その矢先、分量を間違えているのに気づいたり、穂乃ちゃんがキッチンに入ってきてしまったり……。材料を炒めているパパは、穂乃ちゃんが火傷をしないかヒヤヒヤ。ちょっぴり焦がしてしまいました。

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穂乃ちゃんからはたびたび「できた?」「これ入れる?」と急かされます。「お腹減ったー」と言う穂乃ちゃん、どこかに保管してあった白米を勝手に食べだしました。パパは「まだ食べちゃダメ」「もうすぐできるから」などと、料理の手を止めては子どもの相手をします。

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そんなやりとりが繰り返され、どうにかカレーが完成!

子どもの相手をしながらの料理は想像していたよりもずっと苦労する。パパはきっと、完成したカレーを見ながらこんな気持ちを抱いたのではないでしょうか。

そんなパパに穂乃ちゃんが大切なアドバイスをしました。

穂乃ちゃん「牛乳入れた?」

パパ「……何、牛乳って?」

最後にトドメの一言が待っていたのでした。

子どもが食事を楽しんでいる様子を見ると苦労は吹き飛ぶ

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さまざまな苦労を経て、ようやく食事の時間です。

穂乃ちゃんはカレーを食べて、「おいしい!」と満足げな様子。パパはほっとしたに違いありません。親はどれだけ手間取ろうとも、子どもが喜ぶ顔を見ると、疲れや苦労が吹き飛ぶのです。娘との時間を満喫するパパ。2人で作った今日のカレーは、特別おいしかったことでしょう。

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しかし食べ終わった後は、またもや子どもの相手をしながらの後片付けが待っていたのでした……。

「ありがとう」の言葉はパートナーに届いていますか?

一通りのチャレンジを終えてみて、パパは、「毎日やることっていうのがすごく大変」という感想を教えてくれました。普段ママがやっていることを体験してみて「仕事を言い訳にしてはいけない」「少しは役に立とうと思う」という考えも持ったようです。

ママはこの謙虚な感想を聞いて、「たまにではなくて、いくらでもやってもらえれば」という、ちょっと辛口のコメント(笑)。しかしパパが穂乃ちゃんのお迎えを代わって、慣れない料理までこなしたことに対しては「ありがとうの一言ですね」と、感謝の気持ちを添えていました。動画にはありませんでしたが、パパはママからの感謝の言葉をどう受け止めたのでしょうか?

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ともすれば夫婦どちらか一方、主にママのワンオペ育児となりがちな共働き家庭。保育園のお迎えから子どもの寝かしつけまで担う方は、思うように仕事ができず、かといって家事・育児も完璧にこなしていないというジレンマに陥り、ときどき理不尽とさえ感じることがあります。「あの人は、私がやって当然と思っているのではないか」と、パートナーへの不信感につながることも……。

そんな心の余裕がない毎日の中で、何気なくパパから「ありがとう」という言葉をもらえると、気持ちがとても晴れやかになるのです。「自分のことを見てくれているんだ」と思い、それまでの苦労が報われたと感じることさえあります。

忙しい毎日でも心掛けたいのは「やってもらって当然」ではなく、お互いを感謝する気持ち。もしお互いに忙しくて気持ちがすれ違っているのなら、思い切って、仕事が終わってからの家事・育児をパパに任せてみてはいかがでしょうか? そのチャレンジがきっと、パパをパパとして成長させてくれますよ。

文・しらたまよ

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