夫「離婚したいってこと？」夜の営みを拒否するママたちの本音 #夜の営み事情
「最後にセックスしたのはいつだろう？」
いつか思い出せないほど、夫婦の営みがなくなってしまっているご夫婦。もしくは旦那さんから誘われてはいるものの、ママの方が拒み続けているため、なんとなくギクシャクしてしまっているご夫婦など。それは俗に言う“セックスレス”の状態です。
一口にセックスレスといっても、頻度や期間の長さはご家庭によって違ってきます。きっかけは「妻から拒否」「旦那さんから拒否」などパターンは家庭それぞれ。
そこで今回は、旦那さんからのお誘いを拒否しているママたちが、「セックスレスな状態をどんな風に感じているのか」本音をご紹介します。
なかなか人には相談できない夫婦の夜の営みのお話だからこそ、少しでも悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。
「疲れていてそんな気になれない……」
『私は子どもがまだ2ヶ月なのもあり、「毎日寝不足で体力的にも無理……セックスするなら寝たい」というのが本音です。
結婚前と出産前は逆でした。
結婚前は旦那が忙しく私はフリーターで気楽な生活をしていたので。
「セックスで愛情感じるし、好きなら普通したいでしょ！」「何でしなくて平気なの？」と何回も訴え、ふてくされてました。
旦那は「疲れていてそんな気にならない……スキンシップの方が俺は大事」って言われました。
今逆になってみて旦那の気持ちがわかります。もし今旦那に私が言ったことと同じことを言われたり、同じ態度を取られたら余計したくなくなる……。
幸い旦那は、「したいな～」とか体触ってきたりはしますが拒否ってもふてくされたりはせず、「仕方ないよね」と言ってくれます。
悪いなとは思うけど疲れには勝てない……けど、もし浮気されたら許せないと思います。
今はまだ待ってて欲しいし、疲れてるのを分かって欲しいです』
『私は母乳育児中のせいなのか、セックスしたくないです。旦那には申し訳ないけど……。セックスレスってテレビのなかでのことだと思っていて、まさか私がなるなんて思ってもいませんでした。
キライではありません、旦那のことは。でも誘われても断ってしまい、かわいそうだなとは感じています。
転勤でなれない土地での子育て。旦那は仕事が忙しくほとんど育児を手伝ってくれません。1日中赤ちゃんのお世話をして家事をして、当たり前かもしれないけど……。
まだ友達もいません。旦那が帰ってくるまで1日も誰とも話さない日もよくあります。つらい……。
でもこの気持ち旦那には話せなくって。
どうしたらいいのか悩んでます』
『うちは私がしたくないレスです。したくない理由は、面倒くさいから。性欲がたまれば一人ですませます。旦那は定期的に誘ってくるけど……。堂々と浮気されるのは嫌だけど、私にばれないようにするならありかな。一人で処理できるなら、なお結構』
『私は旦那としたくないです。理由は妊娠が怖いから。でも最近は旦那自体に嫌悪感があり、気持ち悪くてできそうにない。ニオイがもう無理、というか全てが無理。旦那は風俗行ってると思う。私に性欲は全く無いので問題なし』
『うちも6、7年レス。家庭内別居だし、旦那が風俗やら女関係でもうやるの気持ち悪くなっちゃった。病気移されたらたまらないしね。
今もどこぞの人とやってるんだろうけど気にもならなくなった。
もう旦那とは絶対に無理』
セックスを拒否しているママたちからは、産後の慣れない子育てに追われて、“セックスするよりも休みたい”という気持ちからレスになってしまったという意見が多くあがっていました。そんなレスの状態の中、旦那さんに浮気されたら許せないという意見がある一方で、自分に性欲がないのだから仕方ない、他ですませてくれるならそれでいいと思うママもいるようです。
「そういう行為が面倒」「セックスってそんなに大事？」
『女として終わってるのかも知れないけど、もうそういう行為が面倒臭い』
『セックスって、そんなに大事かな？？
私はセックスしなくても夫婦仲がよければそれで満足』
『昨夜、本気でお断りしたら「俺と離婚したいってこと？」って聞かれた。
そのやり取りすら面倒なんだよ。
朝から家にいるし、顔も会話もしたくなくて寝室に逃げてきた』
『うちの旦那はエッチが下手くそで、私は一度もイッたことがないし、しかも前戯がかなり短い。初めは別に気にならなかったけど、何年も一緒にいると本当にエッチが面倒だし苦痛になった。愛が感じられないし、道具みたいな気分。
フルで働いて家事もあるから、少しでも睡眠時間が欲しくてなおさら苦痛です。
実際、こういう旦那を持つ嫁じゃないと分からない苦痛かもしれません。でも本当にしたくないんです』
『私も出産後2年近くは性欲がわかず、旦那と喧嘩ばかりでした。旦那は家にいてもつまらないのか、遊びに行ったり家にいても寝てばかりで、子どもたちには優しいけど、遊んでくれなかったです。でも段々と育児に余裕が出てきてから、性欲も少しずつ出てきて、それからは夫婦仲も円満で、子どもと旦那の仲もすごく良くなりました。
性欲がないときは「セックスなんていらない、何でこんなことで喧嘩ばかり？」としか思えなかったけど、今は「やっぱりセックスは心を癒すために大事なこと」と思えるようになりました』
旦那さんとの夜の営みを拒否してしまっているママたちの、普段はなかなか聞けないリアルな本音をご紹介しました。みなさんから、さまざまな理由やエピソードがあがっていましたね。
セックスは夫婦にとって大切なコミュニケーションのひとつでもありますが、セックスをしなくても夫婦生活は成り立っていきます。あまりレスの期間が長くなると夫婦の間に溝ができてしまうケースもあるようです。
もしどちらかがその現状に悩んでしまっていたとしたら……勇気を出して、相手に自分の本音を打ち明けることができるといいですね。そのためには普段から会話をしたり、相手の立場になって考えてみたりすることも大切なのかもしれません。
できることからはじめて気持ちのすれ違いをなくし、円満な夫婦生活を送れるようにしていきたいものですね！
文・赤石みお イラスト・193
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