<NHK・テミスの不確かな法廷>第7話マツケンさんもびっくり衝撃展開。いよいよラストへ! | ママスタセレクト - Part 2

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<NHK・テミスの不確かな法廷>第7話マツケンさんもびっくり衝撃展開。いよいよラストへ!

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いよいよ大詰めを迎えた『テミスの不確かな法廷』(NHK・毎週火曜夜10時から放送)。事件の真相に近づいてきたかと思いきや、待ち構えていたのは、安堂を演じる松山ケンイチさんも台本を読んで衝撃を受けたという驚きのラストでした。

リアルなニュースとリンクした第7話

25年前の「前橋一家殺人事件」で死刑が執行された秋葉(足立智充)の娘・吉沢(齋藤飛鳥)が起こした再審請求審は、検察にあるはずの当時のビデオテープが見当たらないという「不見当」により行き詰まっていました。その事実に、弁護士・穂積(山本未來)からはこんな言葉が。

『今までこういうことで審理が止まり、何年も時間を要してきた。そして結果、証拠は提出されず、請求は認められない。長い年月をかけて、事件関係者の人生を狂わせる。そんなことがあっていいんでしょうか』

今回の第7話の放送の前に、実際に1984年に起きた「日野町事件」の「死後再審」が認められたというニュースがありました。最初の再審請求が2001年。その後、2012年に遺族が第2次再審請求をしてから、最高裁が再審開始を認めるまでに14年もの時間を要したそうです。ドラマとの共通点も話題になりましたが、この穂積のセリフは、ドラマの中だけの話ではなく現実に起こっていることなのだ、と思わず考えさせられます。

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真実を明らかにするために動き出す前橋地裁第一支部

そして、この穂積の発言に心を動かされた裁判長の門倉(遠藤憲一)が、職権主義に基づき裁判所主導で新たな証拠を探すことを決めます。それに対し、門倉や安堂にいつも反対していた効率重視の落合(恒松祐里)も「日本の再審制度に大きな課題があるのは紛れもない事実。裁判所でやれることがあるならやるべきです」と賛同するのです。この落合の様子に、他のメンバー同様に驚く安堂でしたが、安堂のこれまでの行動が門倉や落合を真実へと突き動かしてきたのでしょう。

そんな安堂は、住民から寄せられた新たな情報のなかに見つけた、まったく関係のなさそうなITエンジニア・羽鳥朋世(清水くるみ)の事故死の情報に引っかかりを覚え、弁護士の小野崎(鳴海唯)と一緒に調べることに。
朋世の父・賢一(田辺誠一)は、事件性を疑いますが、物的証拠がありません。安堂も小野崎も、賢一の思い込みなのでは……と考えますが、それでも「わからない」ことを明らかにするうちに、ひとつの真相にたどり着きます。

自治体のネット犯罪対策に関わっていた朋世は、防犯コンサルタントの木内(矢柴俊博)が、参加者の高齢者を狙った強盗に関わっていることに気づきます。その証拠を動画に残した朋世は、タブレットを天井裏に隠そうとしていたところを踏み外して頭を打ち亡くなっていたのでした。

一方、「前橋一家殺人事件」の再検証の結果、当時の目撃証言は信憑性に欠けており、証言の内容もすり替えられていたことがわかります。さらに門倉の機転からたどり着いた新証言は、「犯人は秋葉ではなく、首筋に大きなあざがある人間だった」。しかもこれも、当時「子どもの発言だから」となかったことにされていたのでした。

いくつもの新たな点が見つかりますが、朋世の事故との関連性が見当たらない。そんななかで、つながりを見つけたのは安堂でした。朋世が撮影していた動画の木内の首筋に、大きなあざが……。25年前の事件と朋世の事故がつながった瞬間でした。

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結城が残した言葉の真意

検察官の古川(山崎樹範)はこの新事実を、次長検事であり安堂の父でもある結城(小木茂光)に伝えに行きます。古川にとって結城は、過去の父親の事件の真相を暴いてくれた恩人であり、憧れの人。普段は温厚でお人好しな古川ですが、「結城さんに限って証拠を隠すようなことはしない」と結城のことに関してだけは譲ってきませんでした。

ところが、どうやらこの新事実を知っていた様子の結城。古川は結城に「本当のことを話してほしい」と伝えますが、結城は「子どもが生まれるんだろう。懸命な選択をしなさい」と一言。検察を辞めたくなければ、という脅しなのか? と筆者は思わず勘ぐったのですが……。

その後結城は、安堂の担当医であり、最初に秋葉の精神鑑定をした山路(和久井映見)を呼び出します。ところが、結城は待ち合わせの場所には来ず、帰ろうとした山路が駐車場で結城に電話をかけると、結城が血を流して倒れていたのです。ママスタコミュニティのママたちからもこんなコメントが寄せられていました。

『お父さん自殺したの?』

『自殺ならあんな場所で血を流すようなやり方はしないと思うんだけど、他殺だとするとあと1回で終わるものなんだろうか、とも思う。安堂と心から和解することも、取り調べの真相を直接語ることもなくなってしまったなんて……』

『お父さんは、当時精神鑑定した山路先生と会おうとしてたから口封じされたのかな。検察官も「ずっとそんな人じゃない、信じる」って言ってたし、最後に息子には「前を見て歩くんだぞ」と言い残してたし』

第6話の最後に、真実を知るため再審請求審に加わると結城に伝えた安堂に対し、結城から出てきたのは「それでいい」という言葉でした。そして安堂の頬の傷を見て、「まだ、転んでいるのか。前を向いて歩くんだぞ」。これは離婚するときに、結城が12歳の安堂に伝えたのと同じ言葉でした。でも今回のこの言葉には、安堂にそのまままっすぐ真実を追求してほしいという思いが込められていたのではないでしょうか。もしかしたら自分の身に何か起こる可能性も、うっすら感じていたのかもしれません。そう考えると、結城が古川にかけた言葉も、自身の過去の経験から「父親として悔いのない行動をしてほしい」という意味の言葉だったのかもしれません。

いよいよ次回が最終回。結城が残した手がかりをもとに、安堂が前橋一家殺人事件との接点を探し始めるそうです。安堂はどんな真実を見つけ、謎がどうつながるのか。そして「清春」という名前に込められた、希望の春はやってくるのか。最後まで目が離せません。

文・佐藤さとな 編集・編集部 イラスト・猫田カヨ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
NHK ドラマ10 「テミスの不確かな法廷」