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新型出生前診断(NIPT)の検査とは?受けるかどうかは選べる?

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出生前診断とは胎児の染色体異常や病気を調べる検査のこと。ダウン症候群や先天性の病気の可能性を出産前に発見することが可能となります。羊水検査や絨毛検査などの検査方法には流産のリスクを孕んでいましたが、新型出生前診断(NIPT)という方法が近年導入され、母体から採取する20ccほどのわずかな血液だけで検査が可能となりました。高齢出産を控えている方にとっては気になる情報の1つではないでしょうか。

■検査を受けるか否かは本人の自由

出生前診断は義務ではありません。また検査を受けた後に心変わりをしたから結果を聞かない、という選択もできます。ただ検査を受けるかどうかは事前に夫婦でしっかり話し合ったほうが賢明です。ただでさえ母体にリスクのかかる妊娠中、精神的にも不安定になりがちです。夫婦ともにしっかりとした共通意識を持つことで柔軟に対応できるはずです。

『検査しました。
受け入れる家族の心構えの為に。』

『うちは旦那と検査どうするか話し合ったよ。でも旦那に検査してどうするの?って言われてやめた。
心の準備も出来るし色々勉強しておけると思ったんだけど。』

『障害児を望んで産む人はいないよ。
命を選別とかの立派な倫理じゃなくて、こっちの気持ちが大きいように思う。』

『堕胎することが前提の出生前診断ではないよ。色々なことへの準備や選択肢が増えるというだけ。』

『それに力入れるより軽度知的とかアスペルガー、高機能自閉症の人たちに仕事を与えて欲しい。
きちんとした職種につければ働けるから。そうすれば税金だって取れるし支援手当てだっていらないじゃない。
少しのフォローで働ける人沢山いるのにな。
減らすことより今困ってる人をどうにかして欲しい。』

■産むか産まないかも本人の意思を尊重

晩婚化、高齢出産が当たり前の時代になってきた現在、それに伴う形で出生前診断が普及し始めました。しかし検査を受けやすくなった反面、受ける本人、家族に対してのフォロー体制が十分整っていないのもまた事実です。もし陽性の結果が出てしまったら…産む際のリスクや育てる際の不安など、相談できる場が限られてしまっているこの現状も変えていかなければならないのです。

『この手の話題を聞くと「あなた達ばかりズルい!」っていう声が聞こえる気がするのよね。自分達は障害児を産んで育ててるのに、それを避けるとは何事ぞ、って。
でも最初から障害児を望む親なんているわけがない時点で、この検査を受ける人を責めることなんて誰にもできないよね。たとえ堕胎を選んだとしても。
わかってて産んだ人は本当にすごいと思う、本当の意味でちゃんと看ていられるのなら。』

『不妊治療だったり、帝王切開だったり、NICUとか本当なら消えていくはずの命が助けられているよね。
普通の子育てでも子供を育てるのは大変なこと。障害があるとさらに色々大変。虐待とかにつながることもあるし、リスクがあって出生前診断できるならするべきだと私は思う。

大変なことが多いからこそ、先に覚悟を決めるか諦めるかを考えておく方が子供のため。軽度だと障害があるのに見て見ぬふりで認めない親も多いし。』

『私は発達障害の子の親。検査するべきだよ。うちの子どもは幸いニコニコして楽しそうだし学校も楽しく通えてるけど、そういうタイプばかりじゃない。一家離散とか心中なんていう家庭だってあるんだから。親の苦悩もすごいから。』

『もしすべての発達障害がわかる出生前診断があれば、妊娠中に受けてたと思う。
妊娠中にお腹の子が発達障害ってわかってたら、絶対に産まなかった。
将来、障害児を産むか産まないかの選択ができるようになったら、羨ましい。
発達障害って本人も親もすごく苦悩するんだよ。人生変わるよ。』

日本より半年早く新型出生前診断を導入したドイツでは、妊娠葛藤相談所と呼ばれる公的な相談機関を設置しています。妊婦とその家族が専門の相談員と何度でもカウンセリングを受けることができるのです。同じような体験をした人の話を聞かせてもらったり、支援団体を紹介してもらったり、家族が十分に考え決断ができるよう支援してくれます。日本でも出生前診断がタブー視されることなく、このような活動に力を注いでくれることを切に願うばかりです。

参考トピ (by ママスタジアム
出生前診断は全障がい者とその親を侮辱している。