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車いすの子どもが近くに来たとき、どう接したらいい?真心ちゃんはこうしてほしい

加藤さくらです。ママスタセレクトでの連載が3回目になりました。今回も前回に引き続き、我が家の長女・ゆとりの真心への神対応について書きたいと思います。

加藤家とさくらさんについてはこちらでご紹介!

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真心の車イスが我が家にきたとき、ゆとり(当時6歳)の反応が神対応でした!
「わーーーチョー―楽ちん♪歩かなくていいな~!いいな~!(*^_^*)まこちゃん好きなとこいけるじゃ~ん!」と、ゆとりがブイブイ乗り回していました(笑) 
そして、「かわいくしてあげる!」と言って、車イスのタイヤ部分をシールでデコレーションしてくれたのです。
心の底から車イスいいな~と思っているゆとりの横には、いつも誇らしげに車イスに乗る真心がいます(笑)

保育所でも、お散歩のとき、園庭で遊ぶときに車イスを使っていますが、先日お迎えのときにお友だちに「まこちゃん、車イスでいいね。ぼくも車イスでお散歩いきたいなぁ~(*^_^*)」とキラキラした瞳で言われました。
心の底から車イスいいな~と思っている保育所のお友だちがいるから、自ら率先して車イスに乗りたがる真心がいます。
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しかし、みんながみんなそう思っていないのも現実。
自宅近くの病院にて受診したときのこと。意気揚々と車イスで小児科に向かう真心でしたが、ある出来事をきっかけに、車イスを乗車拒否するようになったのです。それは、2歳くらいの女の子が車イスに近づこうとした瞬間、その女の子のママが慌てて「見ちゃダメよ。あっちいきましょう!」と手を引っ張って女の子を連れていってしまったのです。その時の真心の反応は・・・ガックシ、しょぼん。その瞬間から車イスを漕ぐ意欲を喪失してしまいました。大人の私からしたら、女の子のママは決して悪気があって言ったことではなく、むしろ失礼にならないように気を遣ってくれた対応だと頭では理解できますが、真心にとっては「否定」されたような気分になる出来事だったのでしょう。
しかし、病院で用事が済んだ後に訪れた発達センターで、スタッフのみんなに「まこちゃんの車イスかわいいね~」「上手にこいでるね~!」と言っていただき、また意欲を取り戻した真心さんでした。復活も早かった(笑)

車イス=かわいそう、見ちゃダメではなく、車イスに乗っている人の目を見て判断してほしいなぁと思います。
車イスにのっている人が、どんな表情をしているか。
車イスにのる人もさまざまで、もしかしたら、車イス生活になったばかりでバリアフリーがまだまだ進んでいないこの世の中に対して不便だと落胆している方もいるかもしれません。
でも、きっと、意気揚々としている人も多いはず!だって、自由に動けるんだもの!
少なくとも、真心は自分で移動する手段が「寝返り(1回の寝返りに30秒以上かかる)」だったのが、みんなとほぼ同じ目線で、少ない力でスイスイ移動できる手段である車イスを手に入れたことで大きく世界が広がったはずです。お外では寝返りで移動は厳しいですが(笑)、車イスがあればお外で動き周ることもできるのでうれしいはずです。

目(視力)が悪いから、めがねをかけるように、足の筋力が弱いから、車イスにのる。
どちらも、めがね・車イスといった装具のおかげで不便が便利に変わっている例です。
でも、めがねをかけていても、「かわいそう」と言われることがない世の中ですが、車イスだと「かわいそう」になってしまう。
きっと大人が、車イスに乗る人に対して子どもたちのような「神対応」ができたら、車イス=かわいそう、ではない世の中になるんじゃないかな~と思います。

真心がはじめて車イスを漕いだ瞬間の動画があります。私を含め、リハビリの先生や車イスの業者さんなど、見守ってくださっていた方がたの歓喜の声を聞いたらきっと、車イス=かわいそうな概念は外れるのではないかなと思います。何よりも、自分の力で自分の行きたいところへ行ける経験をした真心の表情、瞳が物語っています(*^_^*)
動画はコチラ:『初めて車イスをこいだ瞬間!』

よく「障害者に対してどんな接し方をしたらよいか分からない」、という質問をよくいただくので、一緒に生活している長女・ゆとりの例や、真心の保育所のお友だちの例が参考になればいいな~と思い、紹介させていただきました。神対応と称していますが(笑)、特別な対応ではなく、されてうれしい対応のことなので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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