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年金が減っちゃう?株価の下落は他人事ではないんです!

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■年金に影響する株価の下落

ここ最近、株価が大きく下落しましたが『株なんてよくわからないし、興味も無いから関係ないわ~』ってちょっと待った!株式を保有していなくても、あなたの生活に大きな影響があるんですよ!

最近の株価下落で年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用損拡大が指摘されていることに関連し、首相は「想定の利益が出ないなら当然支払いに影響する。給付に耐える状況にない場合は、給付で調整するしかない」と述べ、運用状況次第で将来的に年金支給額の減額もあり得るとの認識を明らかにした。民主党の玉木雄一郎氏への答弁。首相は「運用は長いスパンで見るから、その時々の損益が直ちに年金額に反映されるわけではない」とも強調した。

引用:年金給付減額あり得る=GPIF運用悪化なら―衆院予算委・安倍首相

これって受け取る年金が減っちゃうってことですよね??
長期運用なので、株価が下がったから年金もすぐに減額しますということではないようですが…将来的に減額もあるようです。

■年金の中身を見てみると

国民から集めた年金を年金積立金として管理及び運用をしているのは、年金積立金管理運用独立行政法人です。年金の中身である「基本ポートフォリオ」を見てみてると、国内債券35%、国内株式25%、外国株式25%、外国債券15%となっています。つまり年金は、株式や債券の価格や売買などによって増えたり減ったりしています。株式相場の状況だけでなく、運用状況によっても大きく左右します。

基本的には、株式相場が上がれば年金積立金が増えて受け取る年金が増えますが、株式相場が下がれば年金積立金が減って受け取る年金も減る仕組みになっています。

■知っておきたい公的年金の仕組み

日本の公的年金制度(厚生年金保険及び国民年金)の仕組みは「世代間扶養」です。自分が納めた年金を老後に受け取るのではなく、現在納めている人の年金を高齢者が受け取る仕組みとなっています

年金を納める人が少なければ、払われる年金は少なくなってしまいます。そのため年金が受け取れる年齢が引き上げられています。今のところママ世代が年金を受け取るのは65歳からになるようです。(すでに67歳へという案があり、現実にはもっと上になりそうです)会社員の定年は55歳や60歳が多く、年金が受け取れるまで無収入の時期が発生してしまいます。アルバイトをしたり貯金を切り崩すなどして生活しなくてはなりません。

■知れば知るほど心配な将来と年金

年金について知れば知るほど心配になります。株式相場や運営状況によっては減ってしまうかもしれないし、そもそもいつから受け取れるかも心配です。少子高齢化が進み年金を受け取る人が増え、納める人はどんどん減っています。

筆者がママたちに注目して欲しい点があります。
『パパママが65歳のときにお子さんは何歳ですか?』

40代で出産すると、パパママが定年退職前に子育てが終わりません。実例としてママが43歳、パパ45歳の時の出産だと子どもが高校入学時にママ58歳、パパ60歳。子ともが20歳のときにママ63歳、パパ65歳。4年制大学卒業時にママ65歳、パパ67歳です。会社を退職し年金もまだ受け取れず、それでも教育費がかかります。無収入の時期に高校や大学の学費を払わなくてはならないかもしれません。

少子高齢化は年金にとって大問題です。しかし保育園もなかなか入れない現状ではなかなか出産できません。年金積立金の運用は長期的な観点ですが、将来の年金を担う子育てこそ長期的に必要なことです。株式相場も気になりますが、年金のためにも子育て支援の充実をしてほしいものです。

ライター後藤

〈参考〉
年金積立金管理運用独立行政法人