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【大阪市】組み体操が禁止に!子どもに必要なのは達成感か、安全か?

■運動会の名場面!組み体操が禁止へ

ママたちが子どもの頃に経験した組み体操がなんと禁止になります。少し寂しいような気もしますが、筆者は禁止に賛成です。

大阪市教委は9日の会議で、市立小中高校の運動会や体育祭で実施している組み体操の「ピラミッド」と「タワー」を来年度から禁止することを決めた。昨年9月に段数を制限したが、その後も骨折事故が相次ぎ、抜本的な対策が必要と判断した。ピラミッドやタワーの禁止は千葉県松戸市なども検討しているが、スポーツ庁は「禁止に踏み切った例は聞いたことがない」としている

参考:<組み体操>「ピラミッド」と「タワー」大阪市教委が禁止に

すでに高さや段数を制限しているところはあるようですが、大阪市教委が禁止という大きな決定をしました。

■実際にどんなケガがあったのか?

組み体操によるケガは骨折が多いようです。今回禁止となった大阪市以外にも、全国的に骨折のケガが一番多くありました。後遺症が残ったり、圧死などによる死亡事故もありました。事故が発生したため、組み体操を中止している学校もありました。

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体育の授業の中で組み体操は、3番目に事故の多い種目となっています。(1位は跳箱運動、2位はバスケットボール)ところが学習指導要領の記載には無いため、体育の授業でやらなくてはいけないものではありません。やりたい学校がやっているだけという扱いになります。

■実際に筆者も組み体操をしていましたが

現在30代の筆者が小学校高学年の頃、運動会で組み体操をしたのを覚えています。20年ほど前のことですが、本当にものすごくよく覚えています。

それは・・・「怖かった!痛かった!ケガもした!」からです。体重の軽かった筆者は組み体操の上段へと登らされましたが、とても高くて崩れて落ちたらと思うとものすごく怖かったです。失敗して崩れ落ちたり、他の子の下敷きになることもありました。骨折などの大きなケガはしませんでしたが、擦り傷や打ち身程度は何度もしました。

また、練習中に先生が常時付き添っているわけではありませんでした。子どもだけだったり、体育館などで練習したりもありました。学校行事で運動会の種目にあったため、嫌でしたが逃れることはできませんでした。今考えると安全管理がされていたとは思えず、同じことを自分の子どもにはさせたくありません。

■他にも危ない種目はあり、求められるのは安全管理

テレビ番組の影響で流行った30人31脚や むかで競争なども危ない種目です。こちらも骨折などの事故が多数発生しています。筆者の学校でも行われ、転倒によるケガを何度もしました。学校内では練習中に前歯を折る事故が発生しましたが、中止にはなりませんでした。大きな事故が発生しても、なかなか学校では中止になりません。

学校教育の中で学ぶものの中には、団結力や達成感などもあります。組み体操などでは感じることができるかもしれませんが、他のことでも感じるとはできます。徹底した安全管理ができないものは、学校で行う種目としてふさわしくはありません。

ママたちにも子どもが学校で何をしているのか?それは安全なことなのか?内容をしっかり把握し、未然に事故を防ぐことも求められていると思います。

ライター後藤

<参考>
【緊急提言】組体操は,やめたほうがよい。子どものためにも,そして先生のためにも。▽組体操リスク(1)