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初めての塾選び、チェックしておきたいポイントとは?

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子どもの学年がひとつ上がる春は今やっている習いごとを見直し、整理するチャンス! 小学生になり少し経った頃なら、そこに「」が加わる家庭も多いでしょう。これが小学6年生ともなれば全国平均で47.3%最も多い東京都では57.7%が通塾をしているそうです(小学生通塾率2015年データより)。

早い時期から「我が家は中学受験する」と決めているなら、小学3年生の2月~3月から進学塾通いをスタートさせるのが平均的のようです。とはいえまだ適性も定まらない8〜9歳では親のほうも「どうしよう?」。子どもを受験させるかどうか、決め切れない場合が大半なのでは?

また、これまで通わせていた学童保育が4年生で卒所となるのをきっかけに、放課後の居場所のひとつとして塾を選ぶ家庭も少なくないようです。さて初めての塾選び、どんなことに気をつければよいのでしょうか?

■最大の分かれ目は、中学受験するのかしないのか

中学受験するかしないか、遊びたい盛りの小学3年生で自ら「受験したい!」という子はめったにいないと思われるため、そこはやはり親の意志が大きく関わってきます。「受験したい!」というやる気をどう引き出していくかは、親の頑張り次第。もし「受験するかも」という可能性があるのなら、受験合格を目標としている「進学塾」に通うことになります。

一般にいう「塾」には大きく分けて2種類あり、受験を見すえた「進学塾」と学校の勉強をフォローする「補習塾」となります(ふたつの要素を備えた総合型や、オリジナリティを打ち出した塾などもあります)。ざっくりですがHPやチラシ、ポスターで「合格率○%」などとうたっているのが「進学塾」と考えるとよいでしょう。

進学塾には「志望校に合格する」という明確なゴールがあるため、当然授業内容はそれなりにレベルが高いものとなります。最初に入塾可能かどうかのテストがあるところも多く、テスト慣れしていない子にとっては厳しい結果が出ることも…。ただ大手塾の場合、よほど見込みがないと思われる子以外はフォローしてくれるシステムが整っていたりもします。

めきめき実力を伸ばしていく子もいれば、やることの多さについていけなくなる子も。我が子がどうなるかは実際に通い出してみないとわからないので、ある意味賭け…。ただその後「もうやめたい」という子のモチベーションをどう上げていくかは、親の頑張り次第。各家庭の考え方が大きく左右することになるでしょう。

ちなみに進学塾に通わせると「受験するかどうか決めていない」という家庭でもどんどんまわりの雰囲気にのまれていき、結果的に受験することになる場合が多いよう。

■体験入塾でチェックしておきたいポイントとは?

一方が、学校の予習や復習を主な目的としている補習塾。勉強が苦手な子だけでなく、しっかりできる子であれば実力に合わせどんどん先取り学習していけるのが魅力です。とくに受験を考えていない家庭の場合は、こちらを選ぶことになるでしょう。

「進学塾」であれ「補習塾」であれ選び方の一番のポイントとなるのは、やはりまわりの口コミです。「○○塾に通っている」という噂を聞いたら、それほど親しくないママ友でも丁寧に教えてくれるはずなのでぜひ聞いてみて。上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいる子のママも、経験からいろいろな塾情報を持っているはずですよ。

なんとなく絞れてきたら、ぜひ体験入塾をしてみましょう。有料の場合もありますが、それだけ内容に自信があるという表れでもあるので「よさそうだな」と感じたのなら経験料と割り切って参加してみては? 実際にその塾に入ってみると、先生の熱意や教え方などいろいろなものが見えてきます。以下に見ておきたいポイントをまとめてみました。

☆先生たちの印象や指導方法

丁寧なのか淡々と進むのかなど先生の印象は受け取る人の好みによるものなので、なんともいえません。経験は浅そうでも熱意のある先生だったり、年配でも明るくノリのよい先生もいます。パッと見の第一印象だけでなく、じっくりと観察してみてください。もちろん子どもとの相性を一番に考えてみること。

宿題がどれくらい出るのか、居残りはあるのかなども大事なポイント。たとえば学校の宿題だけで精一杯の子なら、宿題の多い塾は不向きです。「うちの子にできるかな?」とイメージしてみて。

☆ほかの塾生たちの表情や様子

集中してやっている、楽しそうなど何かプラスに思える塾がおすすめ。送り迎えに来ている保護者を見かけたら、思い切って様子を尋ねてみるのもよいでしょう。

☆教室や設備の印象

新しくてキレイな教室はやはり好印象ですが、塾そのものが新しい可能性も。先生も経験が浅い場合が考えられるので、経歴を尋ねてみるのもアリ。古い設備の塾はなんとなく不安になりがちですが、掃除が行き届き机などがきっちり整理されているのなら合格です。活気がある、落ち着いているなど教室自体の雰囲気もよくよく確認してください。

☆月謝などの費用

親にしてみれば費用は安いに越したことはありませんが、それだけ人件費なども低いと考えてよいでしょう。先生の質があまりよくない、とも考えられるので注意を。また基本料が安くても、教材費やオプションで高額になる場合もあります。意外に多いのが冷暖房費。トータルで計算したうえで、ほかの塾との比較をしてください。

☆自宅からの距離

よさそうな塾であれば、多少遠くでも行かせたくなるもの。ただ高学年になると連日通うことになるので、子どもが通塾だけで疲れてしまうことにもなりがちです。電車やバスに乗れば、交通費もかかります。塾は夕方〜夜がほとんどなので、移動距離が長くなればそれだけ危険に巻き込まれる可能性も。できるだけ無理なく通える範囲で考えられればベストですね。

あれこれ挙げてきましたが、何よりも一番大事なのは「子ども自身の感想」です! 小学校低学年〜中学年であれば「わかんない」で終わる場合も多いと思いますが、「どんなところがおもしろかった?」「先生の話はわかりやすかった?」「また行ってみたいと思う?」などなるべく具体的に尋ねてあげて。どの塾を選ぶのか、最終判断はぜひ子どもと一緒に下してください!

ライター・鈴木麻子

引用 「小学生通塾率2015年」<http://todo-ran.com/t/kiji/14737
参照 「塾講師が語る個別指導学習塾の選び方のポイント」<http://www.timeuser.net/


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