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次回NHK連続テレビ小説のヒロインはファミリアの創業者がモデル!

ファミリアといえば、今年で66周年を迎える神戸で発祥のベビー服や子供服、その他にもオリジナルのグッズなどを販売する子供服ブランドです。とりわけ関西での人気が高く、神戸でファミリアの名前を知らない人はいないでしょう。上品で清楚なデザインや様々なこだわりから、親から子へ二代、三代に渡り、愛用している家庭も多いのです。この度、秋からのNHK連続テレビ小説はファミリアの創業者のひとりである坂野惇子(ばんのあつこ)さんがヒロインのモデルと発表されました。ファミリアがどのように誕生したのか、多くの人に愛される理由は何なのでしょうか。ファミリアのこだわりを紹介します。

左から3番目が坂野惇子さん

坂野惇子さん:左から2人目

■お母さんたちから本当に愛されるベビー用品のパイオニアに

1950年、戦後まだ間もない頃にファミリアの前身となるベビーショップモトヤが開店しました。戦後の混乱の中で、これからは自分の手で生きて行かなければならないと決意した坂野惇子さんが友人たちに声をかけ、得意であった裁縫や手芸を活かして、単なる手芸品店にするのではなく、欧米の育児方法を取り入れ、赤ちゃんや子供にとって本当にいいものを作りたいと開店したのが始まりです。”全国のお母さんたちから本当に愛されるベビー用品のパイオニアに”という理想や夢があったそうです。「ファミリア」はフランス語で”家族”という意味があり、英語で“より楽しい”、“うちとけた”、“家族的”、“親友”といった意味のあることから、名前がつけられました。

■ファミリアのこだわり1〜素材〜

フライス生地

ファミリアの商品すべてに、お母さん、赤ちゃんへの愛情がたくさん込められています。上質なものを長く着られるよう工夫がされています。ここからはファミリアのこだわりを紹介します。
赤ちゃんの肌はとても繊細です。ファミリアでは、ほどよい伸縮性・通気性・保温性があるフライス編みの生地を使用しています。日本製の上質な綿糸を利用し、小幅の編み機により低速で丁寧に編まれた生地です。さらに、赤ちゃんの肌を刺激しないよう、縫い目が外側に作られており、今では時々見かけるタグが外側にあるのも、ファミリアが初めて取り入れたといわれています。

■ファミリアのこだわり2〜ワンピース〜

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ファミリアのワンピースといえば、今ではお受験用やよそいきのワンピースとして人気がありますよね。このワンピースにもこだわりがたくさんあります。子どもは走り回り、元気いっぱい遊びます。そのことを考え、袖刳・ウエスト部分など力のかかる部分は必ず二度縫いをしていたり、幼児期の少しお腹が出ている体型でも、着用時に裾のラインがまっすぐに見えるよう、前下がりの余裕をもつことですっきりとしたシルエットにしています。また、裾のヘムを長くとり、お母様がお子様の成長に合わせて裾出しが出来るようにした商品もあり、長く着てもらえる工夫をしています。他にも、刺繍へのこだわり、汚れてしまった場合には有料で衿の交換にも対応しています。お姉ちゃんが着たものを妹へ、お母さんが着たものを子どもへと、長く着てもらえるよう愛情がたっぷり込められています。

■ファミリアのこだわり3〜デニムバッグ〜

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神戸では中高校生が持っているのをよく見るデニムバッグ。洋服と同じく50年以上愛されている商品のひとつです。初めは楽譜を折り曲げずに入れることができるようにと開発されましたが、今では通学用のサブバッグやお稽古バッグとして人気です。このバッグにもこだわりが沢山!通学での利用を考え、丈夫なオリジナルのデニム生地を開発し、刺繍はもちろんひとつひとつ手作業で行なわれています。手作業のため、裏地の細かいギンガムチェックもきちんと柄あわせがされているんですよ。持ち手は有料で修理も可能で、良いものを長く使ってもらいたいという気持ちが込められています。

まだまだファミリアの商品へのこだわりはたくさんあります。多くの人に愛されるのは、ファミリアの商品コンセプトである「愛情品質」という「自分の子供に着せるつもりで、ものづくりをしましょう」という気持ちがしっかりと込められているからでしょう。秋から放送予定の平成28年度後期 連続テレビ小説『べっぴんさん』にも、このこだわりが登場するのかもしれません。どんな方が出演されるのかも気になるところですね。朝は時間がなく忙しいですが、ぜひチェックしたいですね!

ライター・Sugao