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「今後の母娘関係」を左右する? 女の子の「ファーストブラ選び」とは

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婦人科のサイトなどを見ると、最近の女の子の初潮は平均12歳ちょっと。8〜9歳から始まるのも、そう珍しいことではなくなりました。「ついこの前まで赤ちゃんだと思っていたのに!」と、とまどうママもいるようですが「そろそろかな?」の前兆のひとつとして胸(乳頭まわり)のふくらみ始めがあるようです。身体の成長は子どもにとっても、ママにとってもちょっと照れくさくてなかなか話題にしずらいもの。まずは「初潮を迎える1年以上前」といわれるトップが目立ち始めた時期から、「女同士の話」を始めてみるのはいかがですか?

胸のトップが目立ってきたら、下着を着けさせよう

「暑いからイヤ!」と下着を嫌う子どもは多いもの。でも洋服から乳頭が目立って見えるようになったら、「女同士の話」のファーストステップとして下着やブラジャーを話題にしてみるとよいかもしれません。個人差がとても大きいため一概にはいえませんが、バストの成長は初潮の1年以上前から始まるようです。「ブラは胸がふくらんでから着ければいいんじゃない?」と考えるママも多いようですが、じつはそれでは遅すぎる。胸の成長のためにはバストトップが目立ってきた、ふくらみ始めの時期から着けたほうがよいのです!

自分の胸がふくらんできた頃を覚えているママならわかると思いますが、目立ち始めた乳頭はとてもデリケート。乳頭のあたりにしこりのようなものができ、洋服と擦れるとチクチクしたり痛んだりもします。胸を衝撃から守るためにも柔らかく、ちょっと厚手の布が必要なのです。その時期専用のブラジャーももちろん売っていますが、「友達にも着けている子がいないから」など子どもが恥ずかしがるようであればキャミソールでもOK。

バスト全体は、さらに初潮の前後1年でふくらみ始めます。ふくらみ始めた当初はバストの横幅が狭く、外側を向いていることが特徴。大人のスポーツブラで代用するのではなく、ちゃんと専用のジュニアブラを与えてあげてください。

早い時期から「身体のことを相談できる関係作り」を

さて、最初のブラ選び。お子さんは「恥ずかしいから」と一緒に来るのをイヤがるかもしれません。ママのほうだって、何かよさげなものを適当に買ってきて与えたほうがラク。でもじつは最初のブラ選びは、その後の母娘関係に影響するという説があります。お互いに恥ずかしがって最初の段階から「話さなかった」母娘と、一緒に買いに行った母娘ではその後が大きく違ってくるようです。たしかに中学生になって急に身体や異性の話をしようとしても、ハードルが高い。まだ自分のことを話してくれる小学生のうちから「女同士の話」をして、身体や異性のことを相談できる土台作りをしておくのが賢明です。

また「まだ小さいからサイズなんかないんじゃない?」と、つい思ってしまいますが、身体に合わないブラは子どもに「違和感があるもの」という先入観を植え付けてしまいます。できるだけ試着と採寸をしてから購入しましょう。お店の人に採寸してもらうのを恥ずかしがるようであれば、ママが採寸してあげてもよいですね。子どもの背筋を伸ばしてから、メジャーが床と平行になるように注意しながら測りましょう。

文・鈴木麻子

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