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小児を中心に広がる原因不明のまひについて、国立感染症研究所が調査

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この夏以降、全国で原因不明のまひを訴える子どもが相次いでいるという報道がありました。
発熱やせきなどの症状を訴えた子どもが原因不明のまひになったという報告を多数受けた国立感染症研究所が調べたところ、8月以降で同様の患者が全国で47人見つかったということです。
この症状を発症したのは、生後1ヵ月から11歳までの子どもで、そのうち2人から「エンテロウイルスD68」が検出されました。
国立感染症研究所は、まひの原因がこのウィルスによるものなのかなどの調査を開始したそうです。

■エンテロウイルスD68 とは?

EV-D68は数多くある非ポリオエンテロウイルスのなかの1つである。このウイルスは感染者の気道分泌物(唾液、鼻粘液、喀痰など)にみられ、咳、くしゃみ、汚染環境表面への接触によってヒトからヒトに伝播する。夏および秋に感染することが多い。

EV-D68は様々な臨床症状を呈し、軽度の呼吸器疾患、発熱性発疹疾患、神経学的疾患(無菌性髄膜炎や脳炎)がみられる。一般に、幼児、小児、ティーンエージャはエンテロウイルスに感染しやすく、病気になりやすい。このウイルスに対する免疫がまだ獲得されていないからである。

参照:健栄製薬株式会社

http://www.kenei-pharm.com/medical/icnews/2014/10.html

■家庭でできる予防策

このウィルスに対する特効薬はまだないそうです。
しかし、インフルエンザなど、これからの季節に感染拡大するものと同じように感染をするそうなので、まずは、ご家庭での手洗いを徹底しましょう。

•流水と石鹸にて20秒間の手洗いを頻回におこなう。特に、オムツを交換したあとには手洗いをする。
•手洗い前の手で目、鼻、口に触れることを避ける。
•病気の人とキス、抱擁、コップや食器の共有を避ける。
•病気の患者がいる場合には、玩具やドアノブのような手指の高頻度接触表面の消毒を頻回におこなう。
•喘息の人は呼吸器疾患のハイリスクなので、この時期には薬剤を用いて喘息をコントロールする。また、喘息の人はインフルエンザワクチンを接種すべきである。

参照:健栄製薬株式会社

http://www.kenei-pharm.com/medical/icnews/2014/10.html

これからの季節、咳やくしゃみによる感染が増えていきます。
小さなお子さんは、マスクの装着も難しいので、できる限りの感染予防を心がけましょう。