health

薄目を開けたまま寝てしまうのはどうして?

記事提供:Mocosuku

薄目を開けたまま寝てしまうのはどうして?

たいていの人は、眠るときは目を閉じています。ところが数ミリだけ薄目を開けた状態で寝てしまう人も少なくありません。薄目を開けたまま眠ると、目が乾燥したり寝顔が怖かったりと気になることもあるでしょう。「朝起きるとドライアイで辛い」という人は、自分では気づかなくとも薄目で寝ている可能性もあります。なぜ薄目を開けたまま眠ってしまうのでしょうか?

☆薄目を開けたまま寝るとどうなるの?

ドライアイになる

上述したように、薄目を開けたままの状態で眠ると目の表面が乾燥してしまいます。ドライアイになりやすく、朝目覚めたときに目に痛みを感じることもあるでしょう。

眼球が傷つく

通常であれば睡眠中はまぶたが瞳を守ってくれるため、外界からの異物の侵入を防ぐことができます。ところが薄目のまま眠っているとまぶたが開いているため、眼に埃などの異物が入ってしまう可能性があります。ひどい場合は眼球が傷ついたり炎症を起こしたりすることもあるでしょう。

☆薄目を開けたまま寝てしまう原因

眼球が大きい

まぶたのサイズと比べて眼球のほうが大きいため、まぶたが閉じきれずに薄目になっている場合があります。眼球が突出している人も同じ傾向があり、ぱっちりとした大きな眼をもっている人に多いです。

まぶたの筋肉が衰えている

まぶたの開け閉めは、まぶたを引き上げる筋肉「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」や、眼を閉じるときの筋肉「眼輪筋(がんりんきん)」によって行われています。このまぶたの筋肉が老化とともに衰えたり、疲れなどで筋力が弱ってしったりすると薄目の原因につながります。

まぶたの筋肉が緊張している

また、まぶたの筋肉がこわばっている状態のときも薄目の状態で寝てしまうことがあります。まぶたを含め身体全体の筋肉が緊張していることが原因です。

☆ドライアイを防ぐにはどうすればいい?

目薬や軟膏を使う

まぶたの大きさが足りないなどの理由で薄目で眠ってしまう人は、寝る前に目薬を差したり軟膏を使ったりしてドライアイを防ぎましょう。目薬や軟膏は眼科で処方してくれます。目薬や軟膏が瞳の乾燥を防ぎ、角膜を傷つけにくくしてくれます。

アイマスクや医療用テープを使う

目薬や軟膏に加えて、アイマスクや医療用テープを使って薄目のまま眠るのを予防するといいでしょう。眼を覆い、まぶたをくっつけることで未然に乾燥を防げます。また、加湿器を利用して目が乾燥しにくい空間をつくることも大切です。

まぶたの筋肉を鍛える

まぶたの筋肉の衰えや緊張が原因で薄目のまま眠っている人は、まぶたの筋肉を強化する必要があります。そのためには上述した「眼瞼挙筋」と「眼輪筋」のふたつを鍛えましょう。
・眼瞼挙筋の鍛え方
両手で眉毛の上のほうを抑えて、眉毛が動かないようにします。その状態で目を見開いて5秒ほどキープしてからもとに戻します。これを毎日5回繰り返します。眉毛は絶対に動かさないよう注意しましょう。
・眼輪筋の鍛え方
眼輪筋を強化するには、眼をぎゅっと強く閉じて、パッと強く開くことを繰り返しましょう。眼輪筋だけでなく表情筋のトレーニングにもなるので、表情豊かな顔をつくることができます。
朝起きたときのドライアイに悩まされている人や、薄目で寝ていることを指摘された人などは挑戦してみましょう。
監修:岡本良平(医師)

コラム出典:薄目を開けたまま寝てしまうのはどうして?
(by Mocosuku)