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気づけば頭を掻いている…もしや?! 子どものアタマジラミ チェック法

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たくさん汗をかく季節も過ぎたというのに、子どもが「頭がかゆい」と言っていたら? もしかして、それはアタマジラミが原因かもしれません。夜寝ているときにも頭を掻いていたり、髪に白いものが点々とついていたらその可能性はますます濃厚。できるだけ早めに、ぜひ一度じっくりチェックしてみてあげください。

■真夏よりも秋に多い?! じつはひっそり増えているアタマジラミ

「不衛生だった時代に流行ったもの」という意識が今も根強いアタマジラミ。たしかにママたちの子ども時代はほとんど耳にしないものでしたが、じつは今、アタマジラミは増えています。2014年度のデータになりますが、東京都内の保健所に寄せられたアタマジラミの相談件数は1602件。12度は815件だったそうなので2倍近い増え方です。シャンプーやパウダータイプの駆除薬も、メーカーによれば14年は前年の約3割増になったそう!

アタマジラミは高温多湿を嫌うという説もあるので夏だけではなく、むしろ空気が乾いたそれ以外の季節のほうが増える傾向にあるようです。そう、アタマジラミには「汗をかいて頭が蒸れるから」「あまり洗髪をせず不潔にしているから」感染するわけではないのです。蚊に刺されるのと同じで、たまたま条件が揃うと頭に「住みつかれて」しまうのです。

ひとつの小さなゲーム画面をのぞき合ったり、お昼寝で隣に寝たり。アタマジラミが寄生している子と頭をくっつけるだけで、すぐに感染してしまいます。帽子の貸し借りはいわずもがな。プールに入るだけでは感染しませんが、ロッカーや脱衣所などに落ちたシラミが次に使用した子に感染することは大いにあります。タオルやブラシなどを共用することでもうつります。繁殖力がとても強いので、一人のお友達が感染するとあっという間にまわりで流行することも。アタマジラミのことをよく知らない親が増えたことも対応の遅れとなり、この流行につながっているようです。

■フケだと思ったら卵だった! アタマジラミをチェックしよう

成虫は動きが早いのでなかなか見つけることができません。洗髪時など髪が濡らされると危険を察知し、頭髪に隠れようとします。子どもではなく大人が指の腹を使い強めに頭皮をゴシゴシし、洗い流した水を洗面器などに一度溜めてみてください。運が良ければ(?)洗面器の中に体長1〜3mmほどの小さな成虫が見つかることも。

より見つけやすいのは、卵です。白いのでフケと見間違えやすいのですが、髪にしっかりと絡まっているので肩に落ちることはありません。手で払っても取れず、爪先でつまんで引っ張ることでようやく取れます。また、フケが地肌につくのに対し、卵は根元から数センチのところに多くついています。

■アタマジラミを発見したら…病院よりもまずネット注文?!

我が子の頭にアタマジラミを発見してしまったら、まずは病院で診てもらうことを考えるママが多いかも(ちなみに皮膚科です)。ただ、実際にアタマジラミに感染しているかしていないかはチェックしてくれるものの、そのための処方せんを出してくれるところは少ないようです。薬局へ行き、シラミ駆除用のシャンプーを購入するよう勧められることが大半のよう。

駆除用シャンプーは、ざっくり言えば殺虫剤と同じ成分を含んでいます。もちろん人体に影響がないよう十分配慮されていますが、とくに小さな子どもが使うのに大丈夫?と不安になるママもいるようです。さらにシャンプーは成虫には効くものの卵には効かないので、産卵サイクルに合わせ3日に一度の使用を数回繰り返すことになります。しかもお値段がやや高い(約5回分で3,000円近く)。では何がおすすめかといえば、卵も掻き取ることのできる専用の梳き櫛です。有名なのは特許を習得している「ニットフリーコーム」。ただなかなか市販されていないため、インターネットで注文する人が圧倒的に多いようです。発見してから梳き櫛を手にするまでに時間を要することを考えると、病院に行くよりもまずネット注文したほうが効率的といえそうですよね。

もし子どもが本当にアタマジラミに感染してしまったのなら、現代はネット検索すればさまざまな駆除方法を得られます。まずはご紹介したような方法で、日頃からお子さんの頭をチェックしてあげてくださいね。

ライター・鈴木麻子

参照/しらみ研

http://shirami.net/

yomiDr.「園児や児童にアタマジラミ感染広がる…親に知識なく対応遅れ」

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=120407