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食べて食べて食べまくるけど吐かない「むちゃ食い障害」とは

記事提供:Mocosuku

食べて食べて食べまくるけど吐かない「むちゃ食い障害」とは

失恋をした後や仕事でストレスがたまっているときなどに「やけ食い」をすることはありませんか?特に今は食欲の秋。秋刀魚やサツマイモ、柿など美味しいものが沢山あります。気が付いたらうっかり食べ過ぎていた…なんてこともあるでしょう。とはいえ、気分が悪くなっても食べるのが止まらない場合は「むちゃ食い障害」かもしれません。

「むちゃ食い障害」とは

むちゃ食い障害は「非嘔吐過食症」や「過食性障害」とも呼ばれる摂食障害のひとつです。食べては吐き、吐いては食べを繰り返すのは「過食症」ですが、むちゃ食い障害は食べても吐いたり下剤を使って排泄したりしません。むちゃ食い障害には次の症状がみられます。
・お腹が減っていなくても沢山食べる
・食べ始めると止まらない
・食べるペースが速い
・気分が悪くなっても食べ続ける
・食べ過ぎることに罪悪感がある
ほとんどの患者は自分の行為をコントロールできずに悩みます。また、拒食症や嘔吐性の過食症の患者は女性が多いのに比べ、むちゃ食い障害にかかる患者の男女比はほぼ同じです。

「むちゃ食い障害」の原因とは

お腹がいっぱいになってもなお食べ続けてしまうむちゃ食い障害。主な原因はストレスだと言われています。転職や失恋などといった環境の変化によってむちゃ食い障害を引き起こす人もいます。
脳はストレスを感じると炭水化物や甘いもの、アルコールを求めます。一時的なやけ食いは問題ありませんが、ストレスが強すぎたり継続的に続いたりすると、それを解消するために食べ物に向かってしまうのです。そして、食べてはいけないとわかっていても、食べ物を詰め込まずにはいられないという異常な行為に陥ってしまいます。

「むちゃ食い障害」の治療法

上述したように、むちゃ食い障害の主な原因は「ストレス」です。そのため、むちゃ食い障害を治すためには、原因となっているストレスを解消することが必要になります。周囲に悩みを打ち明けたり、相談したりするといいでしょう。
身体の病気ではなく心の病気のため、心療内科か精神科を受診します。むちゃ食い障害は肥満になる可能性が高く、食べる量を減らさなくてはいけません。ストレスを発散しつつ、欲求が食べることに向かないようにすることが改善につながります。
監修:岡本良平(医師)

コラム出典:食べて食べて食べまくるけど吐かない「むちゃ食い障害」とは
(by Mocosuku)