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映画『GAMBA ガンバと仲間たち』声優 神田沙也加さんインタビュー

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今から約40年前に刊行された一冊の児童文学「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」。小さなネズミを主人公にした壮大な冒険物語は、子どもたちのみならず、大人をも魅了し、ミュージカルやTVアニメなどさまざまなメディアに翻案され、原作とともに幅広い年代に愛されてきました。そんな多くの人が親しんだストーリーが、構想から15年、10年の製作期間を経て3DCGアニメーション『GAMBA ガンバと仲間たち』として10月10日に2D3Dで公開!家族思いの優しいヒロインのネズミ・潮路(しおじ)を演じた神田沙也加さんに取材させていただき、映画の見所などをお聞きしました!

―今回は、メインキャラクターの中で唯一の女の子役である潮路を演じられましたが、どのように演じられましたか?

潮路は、芯が強く母性を持っていて、物語の終盤に向かうと男の子を引っ張っていくような強さを見せてくれます。潮路の成長の過程も見せたいなと思い、地に足をつけてしっかり皆を支えられるようにという気持ちで演じました。アフレコに臨むにあたり、キャラクターの表情や動くときの毛のなびき方やキャラクターの流す涙が、とてもリアルに表現されているので、生き生きとしたキャラクターの姿をいかに表現しようかなと監督方とも相談しながらやらせていただきました。

―潮路の声作りはどのようにされましたか?

収録を始める前のテストの際に、自分で考えていったトーンを監督に聞いていただき、「もう少しここは低い声で、この部分は高くいってみよう。」などアドバイスをいただきながら調整していったのですが、イメージがずれていたわけではないのでスムーズにやることができました。
ふんわりとして優しい雰囲気で母性を表現したかったので、あまり甘い声にするのではなく、落ち着いたしゃべり方でもいいかもしれないね、という話がでました。語尾でかわいらしさを残して、基本的には聡明な性格の部分を出していけるようにしました。

―完成した作品を見たときの感想を教えてください。

出来上がった作品を見たときは、声が入る前のものと全く別物に見えました。日本のフルCGの技術は素晴らしいなと思ったし、自分と会話している方の声が入ると印象もすごく変わって、作品のスケールも大きいし自信をもってお見せできる作品ができたなと思えました。

―作品の中で、仲間や勇気ということがテーマにあげられると思うのですが、そちらについてはどのように思われますか?

はい。こちらの作品は、サブタイトルにもある「仲間って、勇気。」というメッセージを持っています。
ガンバが冒険の中で出会うネズミ達はすごく個性豊かで、似たもの同士が集まるのではなく、それぞれ違う生き方、違う感性を持った全く違うタイプのネズミが集まって、力を合わせて戦います。
これは私たちの世界にも当てはまると思っていて、違うタイプの人が集まるからこそ、自分では思いつかないようなアイデアが出てきてうまくいくこともあると思います。
子供たちが見て、みんな違っていいということを感じてもらいたいなと思いますし、違う個性の友達を沢山作ってほしいとも思います。大人の方にも社会にあてはめて見ていただいたら共感していただけるところもあると思います。

―ストーリーの中で印象的な部分はどこですか?

ガンバが戦うのはイタチで、すごく怖く描かれているんですよね。
人間からすると、イタチってそんなに怖いイメージはないと思うんですけど、ネズミの大きさから見たときのイタチの印象が描かれているので、すごく速くてしなやかで体も大きく表現されていて。
映画を見ているときはネズミの視点になっていますから、すごく怖くて泣きそうになりました(笑)3Dで見たらもっと迫力があるだろうから、どうなることやらと思います。そういう意味でも2Dと3D両方見たいなと思う作品に久しぶりに出会ったのでおすすめです!
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―潮路と神田さんご自身で似ている部分はありますか?

潮路はどんな窮地に立たされても、泣き崩れるでもなく、人から励まされるでもなく、仲間を奮い立たせようとするんです。
それが彼女の独立心だったり、立ち向かわなくては!というスイッチが入った瞬間だと監督がおっしゃっていました。
そういう心が折れそうな直面で、ちょっと強がりかもしれないですが、その場では仲間や自分のことを奮い立たせるという面は似ているかもしれないです。

―神田さんのお気に入りのシーンを教えてください。

潮路がガンバと一緒に夕日を眺めながら会話しているシーンは、色もふくめてすごく好きなシーンです。
希望を持ち続けることってすごく難しいことだと思うんです。それを高々に言っている潮路の横顔や後姿がとても素敵で、凛として美しい女性に見せられたらいいなと思っていたのでそのシーンがお気に入りです。

―この映画を演じて気づいたことや感じたことがあれば教えてください。

一人だと何かに立ち向かうことが難しいこともあるので、自分の周りのスタッフさんや友達の大切さを改めて感じました。また、何かを相談した時に同意をしてくれるだけではなく、自分とは違うことを言ってくれたり、叱咤激励してくれる仲間を大事にしようと思いました。

―映画を通じて子どもたちに伝えたいことはありますか?

ガンバが好奇心旺盛で冒険に出たように、今自分が毎日過ごしていて興味があることがあれば調べてみたり、行ってみたいところがあれば出かけてみるなど憧れや夢みたいなものがあれば、それを大人になるまで持ち続けてほしいなと思います!

―子供から大人まで楽しめる映画『GAMBA ガンバと仲間たち』。お子様と一緒にぜひご覧くださいね!10月10日ロードショーです!!お楽しみに!

◆映画情報『GAMBA ガンバと仲間たち』

ストーリー:都会の片隅で、町ネズミのガンバとマンプクは楽しく暮らしていた。
ある日ガンバは、「海は世界で一番広くて大きい」と聞き、海を目指す旅に出る。
二匹は港で船乗りネズミの宴に参加するが、そこへ弱りきった島ネズミの忠太が助けを求めやってきた。しかし船乗りネズミたちは、敵が白イタチの「ノロイ」だと聞いたとたん、勝ち目がないと逃げ出してしまう。絶望する忠太を見たガンバは、自分だけでも島ネズミを助けようと決心する。夜が明け、出航のとき。なんとボーボ、ヨイショ、ガクシャ、イカサマ、そしてマンプクもガンバの心意気にひかれ、船に乗り込んでいた。
いよいよ冒険のはじまり。ガンバと仲間たちはどうやってノロイに立ち向かうのか!?そして彼らの運命は・・・・・・!?

公式サイト:http://www.gamba-movie.com/