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調査で判明!子どもの生活スキルには親の関わり方が影響

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■子どもを「一人前」にするって難しい……

子どもに「人として大切なこと」を身につけさせるのは、ある意味、勉強を教えるより大変なこと。なかには「母子家庭だからといって後ろ指をさされたくない!」と、しつけに厳しくなってしまう方もいるのではないでしょうか。

忙しいシングルマザーが、子どもの人間的な成長をサポートするには、どうしたらいいのでしょうか? そのヒントになりそうな調査結果をご紹介します。

■子どもの「生活スキル」と保護者の「関わり度」の関係は?

独立行政法人国立青少年教育振興機構の調査によると、保護者が子どもに「体験支援」的な関わり方をしているほど、子どもの「生活スキル」が高いという結果が明らかになりました。

・「生活スキル」ってなに?

「生活スキル」とは、生活していくために必要な能力のことです。通常、子どもは成長する過程でさまざまな経験をしながら、少しずつ「生活スキル」を高めていきます。今回の調査では、大きく5つのカテゴリーで「生活スキル」が位置づけられています。

【生活スキルの5つのカテゴリー】

  • コミュニケーションスキル
  • 礼儀・マナースキル
  • 家事・暮らしスキル
  • 健康管理スキル
  • 課題解決スキル

引用「子供の生活力に関する実態調査 報告書」

http://www.niye.go.jp/kanri/upload/editor/96/File/gaiyou.pdf

「挨拶をする」「遅刻しないで学校にいく」といった基本的なことから、「お金を計画的に使う」「自分と違う意見や考えを受け入れる」「上手に気分転換する」といった、大人でも難しそうなことまで含まれています。教えるのはなかなか大変そうですね。

■子どもの「生活スキル」をアップさせる8つの関わり方

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子どもの生活力の高さに影響する保護者の「体験支援」的な関わりとはいったいどんなものなのでしょうか。以下にまとめてみました。

  1. 自分の体験したことを話している
  2. 子どものやりたいことをできるだけ尊重している
  3. 勉強以外のさまざまなことをできるだけ体験させている
  4. よくほめている
  5. 家の中でのルールや約束事を決めている
  6. 子どもとスポーツ以外の趣味を一緒に楽しんでいる
  7. 子ども自身でできることは自分でさせている
  8. 良いことをしたときにごほうびをあげている

上記8つのことをすればするほど、子どもには生活に必要な能力が身につく傾向があるようです。意識すればできそうなこともたくさんありますね!

■子どもの「生活スキル」をダメにする? 4つの関わり方

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一方で、「叱咤激励」的な関わりはあまり効果がないようです。今回の調査では、以下のような関わりには、子どもの生活スキルに目立った関連性は見られませんでした。

  1. よく「もっとがんばりなさい」と言っている
  2. よく小言を言っている
  3. しっかり勉強するようにいっている
  4. 子どもと意見が違うとき、自分の意見を優先させている

これらの関わり方が多い保護者の子どもは、「家事・暮らしのスキル」や「問題解決力」が低い傾向があるとか……。「叱咤激励」的な関わりは、できるだけ減らしたほうがいい、ということかもしれません。

ちょっとした心がけで、子どもの将来の人間力に差が出るかもしれません。この機会に、子どもとの関わり方を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

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