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西山茉希:第4回 格闘技との出会いが仕事の楽しみを教えてくれたんです

第4回目となる今回は、モデルのお仕事からテレビへと活動の枠を広げていった頃の西山さんについて、お話を聞かせていただきます。

■芸能界のお仕事の中で一番面白い!と思ったお仕事は何ですか?

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テレビの仕事を始めた時に、すごく面白い!と思いました。
モデルの仕事って、写真の中で作られていくイメージと、実際の自分とがかけ離れているから、それにすごく悩んだ時期があったんです。でも、テレビって、喋って動く自分なので、私自身が出るというか、隠そうとしても隠せない部分が出るじゃないですか。
そして、それを受け入れてくれる共演者の方がいてくれて、またお仕事のオファーをいただけると、私自身を認めてもらえた気がしてすごく嬉しかったんです。
笑顔を作って写真を撮るだけではなくて、話をして、動きがあって…と表現する部分が広がったのが、面白いと感じることへ繋がったのかなと思います。

■西山さんにとって、モデルとテレビのお仕事の違いについて聞かせてください。

その2つは、私にとっては全然違うものですね。
テレビで格闘技のお仕事をさせてもらったことがあるんですけど、その時は格闘技を本気で好きになって、選手に会いに海外に行ったり、試合を見に行ったりしたんです。
そのくらい夢中になったことがなかったので、それは、この仕事を始めて一番最初に感じた喜びでしたね。
格闘技との出会いが、仕事の楽しみを教えてくれたんです。
あの当時の私は、モデルのお仕事をしながら、「これでいいのかな?」という気持ちがあって、自分が無理をしているような気持ちがあったんです。
だから、どこかで自分に自信が持てないままでいたんですけど、テレビのお仕事は、そんな私に「本当の私のまま映ってもいいんだ、私を応援してくれる人がいるんだ」という自信をくれて、この世界で頑張ってみよう!と、背中を押してくれたものだと思っています。

■テレビのお仕事で得たものはとても大きいんですね。

そうですね。表面の自分だけじゃなくて、私の内側を表現して受け入れてくれる人がいるということを知れたのは、この仕事を続けていく中ですごく心強いものになりました。
テレビに出ている私を見ている人がどう思うかというよりも、自分が楽しみながら仕事に向き合えたのがすごく良かったですね。

■このお仕事を始めて10年ということですが、振り返って今のご自身をどう思いますか?

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月日が経って、この世界で仕事をしていく中での自分のコントロールの仕方を身につけたり、良い意味での区切り方を習得したり、10年やってきて、私自身もきちんと成長できているのかなと思うことはたくさんあります。
最初の頃は体当たりでやってきて、傷だらけになってボロボロだぁ~という状態になったこともあったけど、それでも、応援してくれる人に支えてもらえたから今まで続けてこられたわけだし、東京でもきちんと生活できるようになってきたのは、自分でもびっくりしています。
私、ずーっと「3年で新潟に帰ります」って言ってたんですよ。それが5~6年目くらいからから「帰りたい」って言わなくなって、7~8年目くらいからは「帰る」とも言わなくなって、そんなこんなで10年経ったんです。
そうしたら東京で結婚して、子どもを産んで、家族を作っているから、人生って分からないものだなぁって思いますね。
「私の人生って、こういう運命だったんだぁ」って。こういうことを改めて考えると、すごく不思議な気持ちになりますね。

■これをやりたい!と思って始めたお仕事ではないとおっしゃっていましたが、今は芸能界のお仕事が「これでやっていきたい!」と思えるものになりましたか?

「そういうのって、ちゃんと決めなきゃいけないものだったっけ?」っていうくらい、気持ちを楽にして向き合えるようになりましたね。
「これをやり続けるんだ!」「こうしていくんだ!」というものがある人はそれでいいと思うし、私は、いただけるお仕事があるならそれを一つ一つ全力でこなしていくことが、今の私にできることだと思っているので、始めた頃のように考えすぎて頭でっかちになっていた状況よりも、ずっとこの仕事に対して前向きになれている自分になれたことは嬉しいです。でも、だからと言って、この仕事をやり続ける!と言い切るのは、まだ今ではないのかなとも思っています。
「なるようにしかならない!」じゃないですか!
強いて、こうなりたい!というものがあるとすれば、「この人って、ずーっとこんな感じでいるよね」と言われるような人になりたいです(笑)

次回は、西山さんの夢についてお話を伺っていきます。
お楽しみに!
(取材・文:上原かほり 撮影:chiai)