いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

「夫がパパになるには、ママとは違う道のりがある」赤ちゃんの育児に追われるママたちに届けたい『ヨチヨチ父』

夫婦にとって赤ちゃんの誕生は嬉しいはずなのに、手放しに喜べないことも起こるかもしれません。たとえば出産するまではラブラブだった夫との会話やスキンシップが減り、だんだんと関係がギクシャクしていき、妻の気持ちが夫に伝わらない。それどころか、妻は赤ちゃんのお世話で手一杯なのに、手伝ってくれない夫に対してイライラしてしまう……。
同じように出産後の旦那さんとの関係に悩むママの声が、ママスタコミュニティに投稿されていました。

『産後、旦那さんとの仲はどうですか?私はイライラしちゃいます。』

「出産後の大変」さは察してほしい!夫にイライラしてしまうママたち

『 わかるよわかる!旦那のやること全てにイライラしてたな。とくに1人目の時。よく離婚しなかったなと思う』

『いま4ヶ月だけど、帰って来なければいいのにとか、早く仕事に行ってくれとか思ってしまう』

『産後の3ヶ月くらい今思えばなにもしてないに等しい旦那に猛烈にイライラしてたよ』

同じく出産後、夫に対してイライラしてしまうというママたちから共感のコメントが寄せられました。
筆者も産後は夫にイライラし「この忙しさを察して!」と、何度もケンカしてしまいました。我が子が小学生になった今は、夫には夫の言い分があったかもしれないと思えるようになりましたが、当時は産まれたばかりの赤ちゃんの育児に精一杯で余裕がありませんでした。

リアルな葛藤!「夫がパパ」になるまでの道のり

『ヨチヨチ父』という本をご存知ですか? この本は絵本作家のヨシタケ シンスケさんが描く、パパ目線の育児エッセイです。
赤ちゃんの誕生から始まる子育ての毎日、育児に奮闘しイライラしてしまうママに対し、驚いたり落ち込むパパの表情と、心情をつぶやくように綴っている文章から、ママに対するパパのリアルな葛藤が感じられました。

なによりも、『ヨチヨチ父』では、パパも一生懸命に子育てしようとしているということが、納得できた本でした。

たとえば、赤ちゃんが泣いているワケを、パパは理解できないというエピソードが描かれている章があります。この章では、毎日ずっと赤ちゃんと過ごしているママと比べて、パパが赤ちゃんの意思を読み取ることは難しく、赤ちゃんがおしゃべりを始めるまで、実はパパの心はモヤモヤとしていたという様子が描かれています。

また普段ママとずっと一緒に過ごしている赤ちゃんに対して、ヤキモチを妬くパパのいじらしい姿が描かれていますが、その思いが伝わっていないママは眠くてさっさと寝てしまうシーンもでてきます。

妻がママになるのと同じタイミングで、夫もパパになる。しかし十月十日お腹の中で赤ちゃんと過ごしているママとは違い、夫はパパになるまでに時間がかかってしまう。筆者はこの本と出会って、「必死にパパになろうとする夫の気持ち」を、私はスルーしてしまっていたかも……と考えさせられました。パパだって、ママとは違う子育ての苦労をしていたのかもしれません。

赤ちゃんのお世話で手一杯だったあの頃にこの本と出会いパパの気持ちが分かっていたら……もしかしたらパパが子育ての力を発揮できるような助言ができていたかもしれない。イライラやケンカが減り、もっと協力しあって子育てできたかもしれない、そう思ったのです。

夫が親になるまでには、ママとは違うストーリーがあることを知った『ヨチヨチ父』。ママにも、パパにもお薦めの一冊です。

文・ 間宮陽子

関連記事

第1話「パッション全開」 #パパの有言不実行
漫画・ななのぶ 協力・渡辺ファミリー...
「やったつもり」の自称イクメンたち。スマホばかりのパパに喝 #産後カルタ
ママは約10ヶ月もの間、赤ちゃんを自分のお腹で育てます。出産時も想像を絶するほどの痛い思いをして産みます。そのため、赤ちゃんを産んだ瞬間から「自分の子ども」という実感が湧きやすいといわれていま...
赤ちゃんにとって、眠気は不快!?育児中の素朴なギモンに答えてくれる「イクメン脳科学者パパの本」
さて突然ではありますが、どうして赤ちゃんは眠いときにグズるんだろう? そんなギモンを抱いたこと、ありませんか? 寝るのが大好きな筆者は、生まれてきた息子が寝グズるたび、寝かしつけに手こずりなが...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
産後 旦那さんとの仲