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仕事をしていて一番つらい、子どもの病気……仕事復帰から3年後に気づいたこと

Adorable asian baby sick and crying on mom shoulder.

冬のイベント、クリスマスやお正月、そんな楽しいことだけではありません。筆者にとって毎年恒例だった冬のイベントのひとつ。

子どもの病気。特に嘔吐や下痢が続くお腹にくるカゼ。

毎年冬になると、筆者は覚悟を決めていました。

保育園からの電話、それはいつも突然やってくる

保育園からの電話が鳴ります。

「〇〇くんが吐いてしまって、熱もあります。お迎えに来られますか」

急いで行った保育園の片隅で具合悪そうにぐったりして寝ている息子を見ると、かわいそうで胸が締め付けられるような思いがするのですが、そんなことより病院。なんとか連れて帰ろうと自転車に乗せようとしたところで、また吐き気がやってきて、私の仕事着にも嘔吐物が。

「自分にも病気がうつってしまうかも」

一瞬頭をよぎるのですが、外では服を脱ぐこともできないし、どうしようもない。

とにかく必死でした。

嘔吐は、水分補給に気をつかわなくてはならないし、汚れた服の洗濯も大変。冬のお腹にくるカゼの看病はすごく忙しいですよね。

つらそうな子どもの前で、気持ちは仕事に?そんな自分に気づく時

嘔吐がちょっと治ってきたと思っても、次にくるのは下痢。まだまだ子どもは元気がなく、つらそう。でも筆者の脳裏には

「明日の仕事、どうしよう!?」

つらそうな子どもがいるのに、仕事の心配をしている自分がいる。そんな自分に気づく時が筆者にとって一番つらかったです。でも、働くママはみんな、こんなつらい気持ちを味わったことがあるのではないかと思います。

「そんな思いをしてまで、病気の子どもの面倒よりも仕事を優先させる必要ある?」

「自分がどんな思いをしていようが、急に早退したり、休んだり、職場に迷惑かけているよね?」

周囲の人から直接そんな言葉を言われたことはありませんでしたが、そう問い詰められているような気持ちになることもありました。

筆者はそんな問いにちゃんと答えを出せないまま、その時その時を必死にやっているばかりで、時間が過ぎていきました。

仕事復帰から3年後に気づいたこと

そんな病気が多かった息子も4歳になった時に初めて、嘔吐も下痢もない冬を過ごしました。筆者は拍子抜け、

「冬の一大イベントがなくなった!」

なんておどけて言ってみたりしていましたが、心底ホッとしたのは言うまでもありません。仕事に復帰してから一番つらいと思っていた子どもの病気は、3年後にはかなり減っていたのです。

子育てと仕事の両立が難しいと感じるママは他にもいるかもしれません。職場の理解や保育園の対応もいろいろありますし、予測ができない子どもの病気も難しさを痛感します。でも、今の状態がずっと続くわけではない、ということを忘れないでほしいです。

子どもは確実に成長していくのですよね。今仕事を続けることがつらくても、今のつらさはほんの数年のうちにほとんどなくなっていると思います。逆に今仕事をあきらめたとしても、子どもが大きくなってから再チャレンジできるかもしれません。

子どもの病気にくじけそうな時もあるかもしれませんが、この冬もがんばって乗り切っていきたいですね。

 

文・野口由美子

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